「群盗」ネタバレ!あらすじや最後ラスト結末は?見所も!

映画「群盗」は、 2014年のハ・ジョンウ主演、ユン・ジョンビン監督の韓国映画です。
朝鮮王朝末期の1862年、民のために戦う義賊の姿を描くアクション映画です。

そんな、映画「群盗」のネタバレ、あらすじや最後ラスト、結末、見所について紹介します。

■ スタッフ
監督: ユン・ジョンビン
脚本: チョン・チョルホン
撮影: チェ・チャンミン
音楽: チョ・ヨンウク

■ 主要キャスト
トルムチ:ハ・ジョンウ
チョ・ユン:カン・ドンウォン
テンチュ:イ・ギョンヨン
テホ:イ・ソンミン
イ・テギ:チョ・ジヌン
チョンボ:マ・ドンソク
マヒャン:ユン・ジヘ
ソン・ヨンギル:チュ・ジンモ
チョ・ウォンスク:ソン・ヨンチャン
ヤンシツジ:チョン・マンシク
チェ・ヒョンギ:キム・ジョング

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「群盗」あらすじ

「群盗」あらすじ

舞台は1862年の朝鮮王朝末期。悪徳官僚や貴族による圧政に苦しまされる貧しい民として生きると畜人のトルムチ(ハ・ジョンウ)は、ある日雇い主でもある富豪チョ・ユン(カン・ドンウォン)に呼び出されます。

そこで彼が聞かされたのは、主人の弔いもそこそこに不義密通を重ねる未亡人の暗殺依頼でした。

大金をチラつかされたトルムチ(ハ・ジョンウ)はその依頼を受けることにします。
家畜を解体するときに使う大きな包丁を両手に、とある寺に忍び込んだトルムチ(ハ・ジョンウ)でしたが、対象の女性が妊娠しているのを見て躊躇し、結局暗殺失敗のまま帰宅したのでした。

ところがこれがトルムチ(ハ・ジョンウ)の人生を大きく変える事件となるのです。やはり暗殺などという人道に反する事はしない、と依頼を断った彼でしたが、ユン(カン・ドンウォン)はそれを許しません。

見せしめのようにトルムチ(ハ・ジョンウ)を家族もろとも襲い、彼の母と妹は殺されてしまったのでした。

富める者の暴虐武人な振る舞いにより、国を支える民衆の命が米よりも軽かった時代―――
家族を殺された男と父親に愛されなかった男の因縁の戦いが今、幕を開けます。

「群盗」ネタバレ、最後のラスト結末は?

「群盗」ネタバレ、最後のラスト結末は?

唯一生き残ったトルムチ(ハ・ジョンウ)はボロボロの身体のままユン(カン・ドンウォン)の屋敷に向かいますが、武芸に秀でている彼には全く歯が立たず、あっという間に捕えられてしまいます。

暗殺依頼を漏らされては困るユン(カン・ドンウォン)が贈った賄賂により、裁判を受ける事も出来ないまま処刑が下されたトルムチ(ハ・ジョンウ)でしたが、そんな彼を危機一髪のところで救い出した者たちがいました。
デホ(イ・ソンミン)を頭領とする義賊たちです。

彼らは圧政に苦しむ民の為にと、民衆を顧みない領主の屋敷を襲い、コメなどの食料を配り歩く盗賊だったのです。

ユン(カン・ドンウォン)の弟嫁も彼らに保護されて子供を産んでおり、トルムチ(ハ・ジョンウ)もまた彼らの元でユン(カン・ドンウォン)への復讐に燃えながら盗賊暮らしを始めたのでした。


一方のユン(カン・ドンウォン)は弟が死んだことにより、一気に開けた跡継ぎへの道を確固たるものにする為動き始めます。

彼は生まれが庶子であった為、正妻の子である弟よりも低い立場に置かれ、父に見返られる事もなく育ってきたのでした。

彼が殺そうとした女性は弟の嫁であり、腹にいる子は家の正当な後継ぎとなるかもしれない弟の子だったのです。

ユン(カン・ドンウォン)は識字率の低い民衆にとある契約書を書かせ、彼らの土地を一気に手中に収める事を画策します。

借りていた米を無理やり返却させられ途方に暮れていた民衆は、降って沸いたユン(カン・ドンウォン)の優しさに触れ、それが彼の策略だとも知らず契約書にサインしてしまったのでした。

その契約書には、一年後には所有地を召し上げる代わりにコメを貸す、といった内容が書かれており、ユン(カン・ドンウォン)はさしたる労もなく大地主となったのです。
彼にとってそれは、全て父に後継ぎとして認めてもらうための努力でした。

しかし彼のこうした振る舞いは、遂にデホ(イ・ソンミン)率いる義賊の標的になります。
盗賊が襲い来る密書を手にした、と義禁府の官僚に扮した義賊の戦略士テギ(チョ・ジヌン)により、まんまとユン(カン・ドンウォン)の屋敷内に入り込んだトルムチ(ハ・ジョンウ)。

積年の恨みを晴らすべくユン(カン・ドンウォン)に近付き、刃を交えながら弟嫁の産んだ子が生きている事を伝えます。
そしてその事実に焦る彼を屋敷から遠く離れた場所まで誘導するのでした。


ユン(カン・ドンウォン)が誘導された場所には、デホを始めとした義賊たちが待ち構えています。

崖の上からはトルムチ(ハ・ジョンウ)や弓撃手のマヒャン(ユン・ジヘ)により雨のように矢が降り注ぐ中、一人太刀を振るうユン(カン・ドンウォン)の強さと言ったら尋常ではありません。

射かけられた矢を投げつけてマヒャン(ユン・ジヘ)に命中させ、彼女と共に落ちてきたトルムチ(ハ・ジョンウ)を切りつけ、あっという間にデホ(イ・ソンミン)以外立っている人間がいなくなってしまいます。

虫の息のトルムチ(ハ・ジョンウ)を逃がし、ユン(カン・ドンウォン)を足止めしていたデホ(イ・ソンミン)でしたが、ついに力尽きます。

そこで彼ら義賊たちの目的が屋敷の穀物にある事を知ったユン(カン・ドンウォン)は、頭領であるデホ(イ・ソンミン)を迎えにきた坊主のテンチュ(イ・ギョンソン)を捕え連れ帰ります。

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トルムチ(ハ・ジョンウ)がユン(カン・ドンウォン)を連れ出したすきに、彼の屋敷に蓄えられている穀物を全て民衆に配り逃げ去ったテギ(チョ・ジヌン)たちでしたが、空の倉を見たユン(カン・ドンウォン)は怒りが収まりません。

米を返さなかった民をテンチュ(イ・ギョンソン)の前に連れてくると、義賊の本拠地を聞き出そうと、彼が答えるまで民を切りつけ殺していくのでした。


そうして聞き出した本拠地に一気呵成に攻め込むユン(カン・ドンウォン)。
急襲に成すすべなく倒れる義賊たちの中には子供も女性もいます。
火矢をかけられ無差別に倒れゆく人々。

そんな中ユン(カン・ドンウォン)はマヒャン(ユン・ジヘ)に背負われている赤ん坊に気が付きます。
その赤ん坊こそ、彼が捜していた弟の子、つまりは正当な後継ぎだったのです。

目的を手にしたユン(カン・ドンウォン)は生き残った女子供を引き連れ屋敷に帰るのでした。

ユン(カン・ドンウォン)は甥を殺しはせず屋敷に連れ帰りますが、それに気付いたのは彼の父です。
葬り去られたものと思っていた孫が帰ってきたことに喜び、ユン(カン・ドンウォン)の悪逆を罵る父親。

父に認められるために家を大きくしてきたユン(カン・ドンウォン)は悲しみのあまり、父を手にかけてしまうのでした。


その翌日。連れ去られたマヒャン(ユン・ジヘ)達の処刑が始まります。
女子供であろうと容赦なしの刑罰に、民衆も顔を歪ませて見入っていますが反抗する気概のある者はいません。

そこへ飛び込んできたのがトルムチ(ハ・ジョンウ)でした。
どうにか一命を取り留めた彼は、別の場所で養生していたため、ユン(カン・ドンウォン)の急襲を避けられたのです。

トルムチ(ハ・ジョンウ)の登場により気勢を上げる民衆。
彼らもまた力を合わせて抵抗します。圧政に苦しむ民衆の怒りの前に、悪徳官僚たちは為す術がありません。

そのままの勢いでユン(カン・ドンウォン)の屋敷をも制したトルムチ(ハ・ジョンウ)達。
そんな彼らを迎え撃つユン(カン・ドンウォン)の腕には幼い甥が。

トルムチ(ハ・ジョンウ)に加勢しようとする民衆ですが、そんな彼らを、自分の運命を変えるために命をかけた事のあるものだけ向かってこい!と一括するユン(カン・ドンウォン)の迫力の前に手をひっこめてしまいます。

場所を移しながら刃を交える二人。
竹藪の中舞うようにして戦う彼らですが、トルムチ(ハ・ジョンウ)は竹を切る事でユン(カン・ドンウォン)の動きを封じ込めます。

それでもなおユン(カン・ドンウォン)は強さを発揮し、なかなか決着がつかないかと思われたその時、向かってくる刃から甥を庇った事で彼は首を切られてしまいます。
そして動きの止まった彼に止めを刺したのは、彼の圧政に苦しめられてきた民衆の一人でした。

顔を真っ赤に染め、血を吐きながら跪いて絶命するユン(カン・ドンウォン)。
ここでトルムチ(ハ・ジョンウ)は復讐を成し遂げますが、ユン(カン・ドンウォン)もまた父親からの圧政に苦しめられた人間だったのかもしれません。

「群盗」見所ポイント!

「群盗」見所ポイント!

勧善懲悪の物語なので、同じく時代劇物のカン・ドンウォン主演の【デュエリスト】よりずっと話が分かり易く面白かったです。

テンポよく進むストーリーと、役者陣がふとした時に見せる表情が可愛かったり切なかったりして、本当に見応えがありました。


主演のハ・ジョンウさん。復讐に燃えて盗賊になったというと顔も恐ろしくシリアスになりがちな役だと思うのですが、ちょいちょい出てくるとぼけた顔がと畜人の頃のままの彼の性質を表しているようで、彼の不幸を重く受け止める事無く傍観者として楽しませてくれました。

対するカン・ドンウォンさんは、これが兵役を終えた後の復帰作だったそうで、その一作目に悪役を選んだのには何か考えがあっての事だったのでしょうか?

それまでも死刑囚から田舎の坊ちゃん薬剤師まで、選ぶ役にふり幅のある役者さんでしたが、父親に求められたくて認められたくて足掻く武官はこれまで以上に悲しみの表現が深く、ただの悪人として切り捨てる事の出来ないキャラクターでした。


そして脇を固める俳優さん達も素晴らしかったです。
頭領を演じたイ・ソンミンさんのカリスマ性を始め、最初はきつい目元に乱暴な言葉使いばかり目についたユン・ジヘさんの表情の変化など、とかく細部に至るまで役者さんの繊細な表現力から目が離せません。

二時間越えの長い作品ですが、作中五章に分けられているため疲労感を覚えることなく観られますし、個人的にはカン・ドンウォンさんの変わらぬ美しさを堪能する意味においてもとてもおススメの作品です

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