「ヒローマニア」ネタバレ!あらすじや最後ラスト結末は?見所も!

映画「ヒローマニア」は、東出昌大主演、豊島圭介監督の2016年の日本映画です。
原作は福満しげゆきのマンガ「生活」です。

そんな、映画「ヒローマニア」のネタバレ、あらすじや最後ラスト、結末、見所について紹介します。

■ スタッフ
監督: 豊島圭介
製作: 由里敬三、遠藤茂行、木下直哉、他
製作総指揮 : 田中正、柳迫成彦
脚本: 継田淳
撮影: 神田創
音楽: グランドファンク

■ 主要キャスト
中津 秀利:東出昌大
土志田 誠:窪田正孝
寺沢 カオリ:小松菜奈
日下 孝蔵:片岡鶴太郎
宇野:船越栄一郎
オカッパおばさん:山崎静代

「ヒローマニア」あらすじ

「ヒローマニア」あらすじ

人口約30万人の堂堂市。
フリーター・中津(東出昌大)のバイト先の職場環境は最悪です。

やる気のない同僚、甲高い声で話すギャル、座り込んでいるヤンキーに立ち読みする若者・・・。

しかしそこに彼の人生を変える出会いが待っていたのです。
冴えない毎日を送る男、そして現状に立ち上がる人々を描いた作品です。

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「ヒローマニア」ネタバレ、最後のラスト結末は?

「ヒローマニア」ネタバレ、最後のラスト結末

やりたい放題のヤンキー達に注意もできず、ただ成敗する妄想を働かせることしかできない中津(東出昌大)でしたが、コンビニを出てすぐ、一人のヤンキーが何かに引き摺られて行ってしまいました。

驚いて追いかけた中津(東出昌大)の前で、袖口に仕込んでいたワイヤーでヤンキーを成敗する青年。
彼はさっきまでコンビニで立ち読みしていた土志田(窪田正孝)です。

無駄のないその姿に感動した中津(東出昌大)は、素早くその場を去った彼の後を追いかけますが、そこで見たのは先ほどのワイヤーを使って団地にするする登っていく土志田(窪田正孝)の姿でした。

彼は下着泥棒だったのです。
ところが、下着を物色する土志田(窪田正孝)の前に、部屋の住人である少女・カオリ(小松菜奈)が出てきてしまいました。

全く表情を変えることなく携帯を掲げたカオリ(小松菜奈)は冷静に写真をパシャリ。
突然のフラッシュに驚いた土志田(窪田正孝)は落下してしまいました。

成り行きで一緒に逃げてしまった中津(東出昌大)でしたが、興奮気味に話し始めます。
君はすごい!と。

じりじりと距離を縮めてくる中津(東出昌大)に怯える土志田(窪田正孝)ですが、そんな彼に、一緒に戦わないか?と誘いをかけた中津(東出昌大)。

この街の悪と戦うんだ!と熱く語る中津(東出昌大)に土志田(窪田正孝)は、夜だけなら、と提案を受け入れるのでした。


こうして戦い始めた二人でしたが、もともと装備を備え身体能力も高い土志田(窪田正孝)はともかく、思いつきで戦い始めた中津(東出昌大)はあまり役に立ちません。

商店街を我が物顔で花火を上げている不良どもに挑んだものの、マスクで口元を隠しただけの中津(東出昌大)があまり戦力にならない為、思っている以上の苦戦を強いられてしまいます。

するとその戦いを怯えながら覗いていたホームレス(船越英一郎)の側にいた中年の男・日下(片岡鶴太郎)が動き始めました。
普通のサラリーマンにしか見えない日下(片岡鶴太郎)ですが、彼はトンカチを取り出します。

両手に握り込んだトンカチを駆使して不良どもを殴りつけていく日下(片岡鶴太郎)。
日下(片岡鶴太郎)はニュースでも取り上げられていた[若者殴り]だったのです。

ピラミッドを地面に描き、今のこの街の生態系を説明し始めた日下(片岡鶴太郎)は、怖い大人がいないから凶暴な若者が街中でやりたい放題になっている、と説明を始め、だから自分はトンカチを手にした、と話すのでした。


翌日のニュースでは「人が生きたまま吊るされている」として、中津(東出昌大)達が成敗した不良たちの姿が報道されています。
この見せしめ方法を考えたのは中津(東出昌大)。

中津(東出昌大)の自宅で、自分たちの企みがうまくいったことに土志田(窪田正孝)とほくそ笑んでいると来客が・・・。

カオリ(小松菜奈)です。
彼女は昨夜の写真を掲げながら入ってくると言ったのです。

警察に通報されるか私を仲間に入れるか選択しなさい、と。彼女もまたこの街の現状を憂いていた一人だったのでした。


手帳にびっしり書き込んで計画を立てるカオリ(小松菜奈)の加入もあって、はじめこそ面白くない顔をしていた中津(東出昌大)ですが、四人の力が合わさることで確実にヤンキー達を吊るしていく彼らのことはニュースで[吊るし魔]と呼ばれ始めます。

覆面状態とは言え雑誌にも取り上げられ、徐々に距離を縮めていく中津(東出昌大)とカオリ(小松菜奈)。
そしてそれを見ている土志田(窪田正孝)。

彼らの間には仲間意識とはまた別の感情が芽生えつつあるようでした。


今でこそコンビニでバイトをしている中津(東出昌大)ですが、元はサラリーマンをしていました。

横領している上司をヒーロー気取りで問い詰めた事で居場所をなくし、五年勤めた会社に辞表を叩きつけてやったんだ・・・そう話す彼の話を静かに聞いている土志田(窪田正孝)でしたが、自嘲気味に自分を卑下する中津(東出昌大)に向かって珍しく大きな声を上げます。

[吊るし魔]が出来た事でどれだけ街の人が助かっているか、僕も救われた!
そう言う土志田(窪田正孝)にとって中津(東出昌大)こそがヒーローだったのです。

その言葉に目頭を熱くする中津(東出昌大)なのでした。


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それから少しして、嫌な事件が頻発するようになってしまいました。
雨になると黄色いレインコートを着た大男が刃物で人を刺す、という事件が続いたのです。

被害者には刃物で刺された上に5m以上も飛ばされた形跡が・・・。
ついに本当の人殺しが起こったのです。

事件の重大さに、自分たちの出番ではないのではないか?と尻込みする中津(東出昌大)ですが、そんな中日下(片岡鶴太郎)が会って欲しい人がいる、と言い出しました。

日下(片岡鶴太郎)に案内された先にいたのは、いつかのホームレス。

以前人材派遣会社を経営していたという宇野(船越英一郎)と知り合った日下(片岡鶴太郎)は[吊るし魔]を法人化することを思いついたのです。

宇野(船越英一郎)は貼り付けたかのような笑顔のまま両手を差し出し、みなさんと出会って私の心に灯火がついたのです、と中津(東出昌大)と握手を交わすのでした。


こうして設立された地域密着型警備保障会社[ともしび]は、住民からの評判も良く、ピンクのジャージを着た職員達が日々警備に励んでいます。

法人化し会社を起こしたことで従業員も増え、土志田(窪田正孝)は新人の訓練教官、カオリ(小松菜奈)は宇野(船越栄一郎)の秘書、日下(片岡鶴太郎)は専務、とそれぞれ社内にポジションを確立していました。

ところが、どうにも浮かない表情の中津(東出昌大)だけは会社に馴染めていないようです。
裏チームとして[吊るし魔]を実践する部署にいるにも関わらず遅刻してみたり・・・そんな彼の姿を土志田(窪田正孝)は注意するのでした。


宇野(船越栄一郎)のやり方に疑問を覚えるのは中津(東出昌大)だけではないようです。

給料が安くてもヒーロー気分を味わえる会社、うまくできてますね、と話し始めた記者は[ともしび]についてのよくない噂もたくさん抱えているようです。

曰く、お得意様にとって邪魔な人間を吊るすことで、世間に吊るされた人=悪い人、というイメージを抱かせることに成功しているのではないか?というもの。

それは宇野(船越英一郎)にとって触れられたくない、会社の本性でした。
結局この記者も吊るされる事になってしまいます。

土志田(窪田正孝)らによって吊るされそうになった記者。
しかしそれを中津(東出昌大)が阻止します。

静かに縄をほどくと記者を逃がしてあげたのでした。


何かがおかしい。
そんなストレスを抱えている中津(東出昌大)はそのまま宇野(船越英一郎)のところに向かいます。

こんなことは自分のやりたかった事じゃない、と辞職宣言をしますが、そんな彼を冷静に見ていた宇野(船越英一郎)はある資料を持ち出してきました。

そこに書かれていたのは中津(東出昌大)が前職を辞めたいきさつ・・・。
彼は業務上横領により解雇されていたのです。

かつて自分に語ってくれたとは全く逆の話に呆然とする土志田(窪田正孝)。

居たたまれず逃げ出した中津(東出昌大)を追って、土志田(窪田正孝)も部屋を飛び出していきます。

宇野(船越英一郎)の話を否定して欲しかった土志田(窪田正孝)ですが、怒りと羞恥で興奮している中津(東出昌大)は、彼を都合のいい道具扱いして暴言を吐いてしまうのでした。


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唯一といってもいい友を失ったことで、更に抜け殻のようになった中津(東出昌大)はフラフラと街を歩いています。

街ではピンクジャージの社員たちが、大柄な女性・オカッパおばさん(山崎静代)をからかって遊んでいました。

彼らは中津(東出昌大)が解雇されたことを既に知っており、彼を路地に連れ込むと殴る蹴るのやりたい放題。
これでは街の無法者と何ら変わりありません。

その姿を見ていた日下(片岡鶴太郎)は再びトンカチを手に成敗にまわるのです。

あっという間に社員たちから中津(東出昌大)を救った日下(片岡鶴太郎)ですが、しかし中津(東出昌大)はその手を跳ね除けてしまいます。

そんな彼に気分を害することなく日下(片岡鶴太郎)は、相棒に謝るんだぞ、と言いおいてケジメをつけるため会社へと帰っていったのでした。


帰社途中の日下(片岡鶴太郎)でしたが、彼の前にあのレインコートを着た大男が現れます。

右手に握った包丁が地面に突き刺さるほどの怪力で襲いかかってくる男を相手に、さすがの日下(片岡鶴太郎)も太刀打ちできません。

自宅で考え込みながらも、自分たち四人だけで活動していた頃に作ったフィギュアを見て目に力を取り戻した中津(東出昌大)は、あの頃の戦闘服であるジャージを着て家を出ました。

日下(片岡鶴太郎)が歩いたのと同じ道を通っていく中津(東出昌大)。

そして彼が見たのは、胸元を赤く染めながら橋の下を悠々と歩き去っていく黄色いレインコートの男と、その向こうに倒れている日下(片岡鶴太郎)の姿でした。

慌てて駆け寄った中津(東出昌大)ですが、そこへ土志田(窪田正孝)もまた部下を伴って現れました。
中津(東出昌大)は必死で救急車!!と叫びますが、部下によって日下(片岡鶴太郎)のトンカチで殴られ昏倒してしまいます。


気がつくと彼は両手を天井へ固定された状態で放置されていました。
そこへ現れた宇野(船越英一郎)。

彼は、殺人事件の容疑者として中津(東出昌大)を警察へ引き渡すつもりです。
結局日下(片岡鶴太郎)は助からなかったのです。

宇野(船越英一郎)に利用されるだけされて殺されてしまった日下(片岡鶴太郎)を思い悲しみの咆哮を上げる中津(東出昌大)。

そしてその苦しい声を、部屋の外で土志田(窪田正孝)も肩を落として聞いているのです。

しかしそんなことは微塵も痛みに感じない宇野(船越英一郎)は、中津(東出昌大)が警察で余計なことを喋らないよう、彼を辱めるビデオを撮ろうと準備しています。

顔を綻ばせながら佐々木という男を呼んだ宇野(船越英一郎)。
そして現れたのはあの時に見たレインコートの男。

これにより全てが繋がった中津(東出昌大)は必死に抵抗しますが、縛られた上に佐々木に取り押さえられていては逃げられるはずもありません。

しかし間一髪。
土志田(窪田正孝)によって助けられます。

僕まだ許してませんからね!という土志田(窪田正孝)ですが、二人はカオリ(小松菜奈)の手助けも受けながら、なんとか会社の外へと逃げ出すことに成功したのでした。


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外への道を案内したカオリ(小松菜奈)は、日下(片岡鶴太郎)の形見となってしまったトンカチを二人に託し見送ります。

そして彼女は宇野(船越英一郎)の金庫から有り金すべてを奪って逃げたのでした。

自宅へと逃げ帰った中津(東出昌大)はラーメンをすすりながら土志田(窪田正孝)に、昨日の暴言を謝罪します。
ところがそこへ佐々木が彼らを追ってやってきたのです。

それでも平然と食事をやめない二人。
怒り狂っている佐々木が襲いかかってきますが、その途端!彼は落とし穴に落ちてしまいました。

二人はあらかじめ罠を仕掛けておいたのです。

しかしこれが更に佐々木の怒りに油を注ぐことに・・・。

絡め取られた網を怪力でちぎった彼を見て、中津(東出昌大)達は再び逃げ出します。


そして場所を商店街に移して最後の戦いへ。

身軽にアクロバティックな攻撃を仕掛ける土志田(窪田正孝)と泥臭く戦う中津(東出昌大)は、満身創痍になりながらも力を合わせてついに佐々木を倒します。

と、思ったのも束の間、再び佐々木が立ち上がってしまいました。
三度逃げることになってしまった二人。

しかし男はトタン屋根を突き破って落ちてきた何者かによって激突され倒れてしまいます。
落ちてきたのはオカッパおばさん(山崎静代)です。

すごい力で男を投げ飛ばすと、薄汚れた顔で空を見上げ絶叫。

男と同じく右手の包丁を持ち、ブツブツと天気予報を呟きながらウロウロと二人に近付いてきます。

痛いでしょー、と中津(東出昌大)と土志田(窪田正孝)の首根っこを掴むと、二人の頭をゴチンゴチンとぶつけ始めました。

なす術なくぶつけ続けられていた二人を救ったのはまたもカオリ(小松菜奈)です。

オカッパおばさん(山崎静代)の後頭部をヨーヨーで殴ることで彼女を気絶させたのです。

自分たちばかりズルイでしょ、と微笑むカオリ(小松菜奈)を見て、二人もまた安心したように笑顔で倒れ込むのでした。


後日。
オカッパおばさんはレインコートの犯人として逮捕されます。

結局日下(片岡鶴太郎)を殺したのは誰だったのか・・・?

その答えは出ないまま、中津(東出昌大)は日下(片岡鶴太郎)の娘に、彼の遺品であるトンカチを渡します。

中津(東出昌大)はまたコンビニバイトに戻りました。
しかし以前の彼とは違います。

相変わらず無法地帯の店内にきちんと注意して回るのです。それは日下(片岡鶴太郎)が遺した彼の生き方だったのかもれません。

そして日下の生き方は娘にも・・・。
彼女は父のトンカチを受け継いで暴漢に立ち向かっていくのでした。

「ヒローマニア」の見所ポイント!

「ヒローマニア」の見所

思っていたほどコメディ寄りじゃない作品でした。

【木更津キャッツアイ】のような変な動きの演出はあるのですが、店舗が全く違うのであそこまで振り切ったコメディ要素はなかったように感じました。

途中【マトリックス】や【ドラゴン・タトゥーの女】をオマージュしたようなシーンが挟まれていたので、そのつもりで見るともっと沢山そういったシーンが見付かるかもしれませんね。


なかなかキャラの立っている役柄ばかりでしたが、不思議な世界観の作品でもありますので、何度か繰り返しん見ることで分かるものや見え方が変わるんだろうと思います。

[ヒーロー]と言ったって、人をトンカチで殴るのは犯罪ですからね。
エンターテイメント部分と現実的な閉塞感が融合した独特な作品です。

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