「くちびるに歌を」ネタバレ!あらすじや最後ラスト結末は?見所も!

映画「くちびるに歌を」は、新垣結衣主演の三木孝浩監督の2015年の日本映画です。
原作は、 2011年発表の中田永一の小説「くちびるに歌を」です。

そんな、映画「くちびるに歌を」のネタバレ、あらすじや最後ラスト、結末、見所について紹介します。

■ スタッフ
監督: 三木孝浩
製作: 長澤修一、水口昌彦、都築伸一郎、中村理一郎
製作総指揮 : 豊島雅郎
脚本: 持地佑季子、登米裕一
撮影: 中山光一
音楽: 松谷卓

■ 主要キャスト
柏木ユリ:新垣結衣
松山ハルコ:木村文乃
塚本哲男:桐谷健太
仲村ナズナ:恒松祐里
桑原サトル:下田翔大
関谷チナツ:葵わかな
桑原アキオ:渡辺大知
桑原照子:木村多江
仲村キヨ:角替和枝
仲村利男:井川比佐志

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「くちびるに歌を」あらすじ

「くちびるに歌を」あらすじ

長崎県・五島列島のとある中学校に、臨時教師・柏木ユリ(新垣由衣)が赴任してきます。

この中学校の卒業生でもある彼女は、同級生でこの学校の合唱部顧問をしている松山ハルコ(木村文乃)が産休に入る代わりとしてやってきますが、その表情は暗く、部員たちのもそっけない態度…。
しかし、飛び切りの美人教師赴任に沸いた幾人かの男子生徒が急遽入部してきたことにより、合唱部が揉め始めて…。

アンジェラ・アキさんの名曲≪手紙~拝啓 十五の君へ≫に乗せて、思春期の中学生たちの葛藤と成長を描く爽やかな映画です。

「くちびるに歌を」ネタバレ、最後のラスト結末は?

「くちびるに歌を」ネタバレ、最後のラスト結末

全く熱意の感じられない柏木先生(新垣由衣)ですが、それでも部員たちは大会目指して練習に取り組んでいきます。
しかし柏木先生(新垣由衣)目当てで入ってきた男子達は、彼女がいないと途端に遊びだし、元からいた女子部員にとっては迷惑ではありません。

特に仲村ナズナ(恒松祐里)にとって男子なんて存在そのものが悪でしかなく、彼女にとって神聖な部活動の場を荒らされるのが我慢ならず、眦を吊り上げて怒り狂っています。

実はナズナ(恒松祐里)は、父のせいで母が苦労を重ねて早くに亡くなった事もあり、自分を捨てた父がトラウマとなってどうしても男子が受け入れられないのでした。

そんなところに、また一人男子部員が…。
彼の名は桑原サトル(下田翔大)。
クラスでも目立たないサトル(下田翔大)は、どこの部活にも所属しておらず、帰宅時間になると一目散に学校を後にする生徒です。

実は彼には自閉症の兄がおり、忙しい両親の代わりに兄の職場まで迎えに行くのがサトル(下田翔大)の日課だったからです。

合唱部の美しい歌声に耳を傾け憧れてはいても、自分には縁のない世界だと諦めていたサトル(下田翔大)でしたが、ひょんなことから入部希望者と間違われ、合唱部の一員となる事に…。
父親は反対しますが、母親からの協力も得て、彼にとっては初めての自由な放課後です。

人数が増え、大会に向けて女子部員の焦りや熱が高まってきても、柏木先生(新垣由衣)は笑わず淡々と業務をこなしているだけ。
そんな時ネット動画で彼女がプロのピアニストだという事が部員たちに知れ渡ります。

しかし頑なにピアノを弾こうとはしない柏木先生(新垣由衣)。
部員たちは残念がりますが、その理由を知っているのはどうやら松山先生(木村文乃)だけの様です。

部員たちの要求や質問には応じようとはしない柏木先生(新垣由衣)ですが、そんな彼女から部員たちに宿題が出されます。
それは今年の課題曲に合わせて、未来の自分に手紙を書く、と言うものでした。

しかしこれは強制ではなく、また書いたとしても提出の義務はありません。
考え頭を使う事により、さらなる曲の理解を深める事が目的だったのです。

真面目に練習をするサトル(下田翔大)の入部により、その姿に感化されるように態度を改めていく男子部員たち。

徐々に自分の居場所を見つけたサトル(下田翔大)でしたが、ある日いつもより帰るのが遅くなってしまいました。
大急ぎで兄の職場に駆けつけるも、いつもの場所に兄はいません。

アチコチ汗だくで探し回ったサトル(下田翔大)が見つけたのは、何故か柏木先生(新垣由衣)と一緒にいる兄でした。

そこでサトル(下田翔大)の兄が自閉症であることを知った柏木先生(新垣由衣)が、彼らを車に乗せて自宅に送り届けたのですが、二男の部活のせいで長男が一時的にでも行方不明になった事に、父親は怒りを抑えきれません。

母親がとりなす事で柏木先生(新垣由衣)はその場を立ち去るのでした。

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サトル(下田翔大)は、あの宿題に取り掛かります。
自分の存在が兄のフォローをするために望まれてきた命である事、これから先も一生自分は兄の面倒を見て行く事などを書き連ねるサトル(下田翔大)。
諦めにも似た感情で、しかし兄への確かな愛情も持っている彼の、優しく、そして切ない言葉が並ぶ原稿用紙に、柏木先生(新垣由衣)も何かを感じ取るのでした。

そもそも彼女が、ここまで表情を無くした理由はなんだったのでしょうか?
彼女は長く付き合っていた恋人を亡くした過去があったのです。
自分がソロを務めるコンサートに向かう途中で事故死した彼…。
以来彼女はピアノが弾けなくなってしまったのでした。

そんな時、ナズナ(恒松祐里)の父親がひょっこり帰ってきます。
何度も電話が掛かってきており、一度取った時などは咄嗟に切ってしまったナズナ(恒松祐里)ですが、世話になっている祖父母宅にしれっと帰って来ている父から、明日教会に行こう、と言われると嬉しくなってしまうのでした。

教会にあるピアノは、優しかった母がいつも優しい音色を聞かせてくれていた場所。
そこに父と行けることに喜びを感じる彼女でしたが、しかし父はそんな娘の気持ちをも簡単に裏切るのです。

翌朝目覚めたナズナ(恒松祐里)の目に飛び込んできたのは、財布からお金を抜かれたと嘆く祖母の姿でした。
結局父の目的はお金でしかなかったのです。

悔しくて悲しくて、抑え込めない感情を柏木先生(新垣由衣)の前で出してしまうナズナ(恒松祐里)。
そんな彼女の姿を見て、遂に柏木先生(新垣由衣)がピアノの音色を奏でます。
それは、口下手な柏木先生(新垣由衣)からのエールのようにも聴こえるのでした。

そうして迎えた大会当日。
九州本島までサトル(下田翔大)の家族も応援に来てくれています。

しかし、応援に行くと言ってくれていた松山先生(木村文乃)の姿が見えません。
心臓の弱い彼女はその日、陣痛を迎えていたのです。
一気に不安に陥った部員たちですが、とにかく今はステージに立たねばなりません。

そこで彼らは電話を繋ぐことで、今まさに分娩の時を迎えようとしている松山先生(木村文乃)に歌声を届けるのでした。

柏木先生(新垣由衣)の伴奏で歌い上げ達成感に包まれる部員たち。
大会終了後のロビーには人がごった返しています。
そこでナズナ(恒松祐里)は父に似た背中を見付けるのでした。慌てて後を追うも、その人は全くの別人…。

大きく肩を落とすナズナ(恒松祐里)ですが、彼女が気付いたのはサトル(下田翔大)の兄。
慣れない場所で迷惑をかけるといけないから、と会場外で父親と待っていたと聞いたナズナ(恒松祐里)が複雑な表情を浮かべます。

するとそんな彼女を柏木先生(新垣由衣)が促すのです。
その意図を組んだナズナ(恒松祐里)達数人の部員は、兄の前で楽しそうに歌いだします。
照れくさそうに制止する父親ですが、兄本人はとても嬉しそう。

そしてその歌声はいつしか、ロビーにいる全生徒を巻き込んでの大合唱となるのでした。

「くちびるに歌を」見所ポイント!

「くちびるに歌を」見所ポイント

原作の持つ爽やかで残酷な思春期と、アンジェラ・アキさんの名曲【手紙 拝啓、十五の君へ】がとてもバランスよく合わさった青春ムービーです。

原作からだいぶ省かれている部分もありますが、それでも組み立てが上手く組まれていて、過不足なく見られたような気がしました。

15歳頃と言うと、何に対しても繊細で傷付きやすく、モヤモヤとした説明しがたい感情を抱えがちなお年頃…。
今現在思春期真っ只中の中高生は勿論、感受性の塊みたいな思春期のお子さんを持つ親御さん世代にもおススメな一作です。

観る年齢によって感じ方や受け止め方は違うでしょうが、この作品をきっかけにして色々な話が出来ると素敵だなと思います。

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