「スターリングラード」ネタバレ!あらすじや最後ラスト結末と見所も!

映画「スターリングラード」は、ジュード・ロウ主演、ジャン=ジャック・アノー監督の2001年のアメリカ、ドイツ、イギリス、アイルランド合作の戦争映画です。
これは実在の人物ヴァシリ・ザイツェフを主人公にしたフィクション映画です。

そんな、映画「スターリングラード」のネタバレ、あらすじや最後ラスト、結末、見所について紹介します。

■ スタッフ
監督: ジャン=ジャック・アノー
製作: ジョン・D・スコフィールド
製作総指揮:アラン・ゴダール、アリサ・テイガー
脚本: ジャン=ジャック・アノー、アラン・ゴダール
撮影: ロベール・フレース
音楽: ジェームズ・ホーナー

■ 主要キャスト
ヴァシリ・ザイツェフ:ジュード・ロウ
ダニロフ:ジョセフ・ファインズ
エルヴィン・ケーニッヒ少佐:エド・ハリス
ターニャ・チェルノワ:レイチェル・ワイズ
ニキータ・フルシチョフ:ボブ・ホスキンス
サーシャ・フィリポフ:ガブリエル・トムソン
クリコフ:ロン・パールマン
ミセス・フィリポフ:エヴァ・マッテス
フリードリヒ・パウルス将軍:マティアス・ハビッヒ

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「スターリングラード」あらすじ

「スターリングラード」あらすじ

1942年のソビエト連邦。
ナチスによるドイツ第三帝国の絶好調機であるこの当時、ソ連はナチスの猛攻に耐え、何としてでも守らなくてはいけない街がありました。
その名もスターリングラード。

時のトップ・スターリンの名を冠したこの街の陥落はあってはならない事だったのです。

その激しい戦場に送られた一人の青年・ヴァシリ・ザイツェフ(ジュード・ロウ)。

この物語は、射撃の名手として英雄に祭り上げられていくヴァシリ(ジュード・ロウ)の愛と苦悩を描いた作品です。

「スターリングラード」ネタバレ、最後のラスト結末は?

「スターリングラード」ネタバレ、最後のラスト結末

凍った雪山で子供の頃から銃に親しんできたヴァシリ(ジュード・ロウ)。
青年になった彼が送られた戦場は、苛烈を極めるスターリングラードでした。

彼が戦地に到着したのは1942年9月20日。
前進あるのみ!との上官の声に急き立てられるようにして列車からボートに乗り換えていく兵士たち。

大砲の弾がひっきりなしに飛んでくる河には至るところに死体が浮かんでおり、今も弾が当たって木っ端微塵になるボートがそこここにあります。

船から河に飛び込もうとすれば上官から撃たれる、そんな逃げ場のない運だよりのボートに乗って、なんとか生きながらえたヴァシリ(ジュード・ロウ)を待っていたのは早速の戦場でした。

それなのに銃も支給されないまま突撃させられるヴァシリ(ジュード・ロウ)。
身を屈めながら倒れた仲間の銃を拾いに向かいますが、それもなかなか手にする事が出来ません。

圧倒的武力の前に成す術なく退却しようとすればすぐに後方に控える上官たちにより撃ち殺される理不尽・・・。

銃声が鳴り止む頃、そこには夥しい数の死体が足の踏み場もないほど転がっているのでした。


銃声が止みしばらくした頃、そこへ一台のジープが走ってきます。

しかし直ぐに銃撃され、大量のチラシを撒き散らしながら転がったジープ。

中から一人の青年が這い出してくると、彼は大量の死体に紛れ込み自らも擬態します。

青年は死体から銃を抜き取り、それでもって簡易シャワーを浴びているドイツ軍の将校に狙いを定めました。

するとどこからともなく、人民委員殿、と声がしたのです。
声をかけてきたのは同じくしたいに擬態していたヴァシリ(ジュード・ロウ)。

これが青年・ダニロフ(ジョセフ・ファインズ)との出会いでした。


素早く撃たない事には数人いる相手にこちらの居場所が察知されてしまう、そんな窮地において冷静にドイツ兵を次々と射殺していくヴァシリ(ジュード・ロウ)。

遠くに聞こえる爆撃音に合わせて一発のミスもなく窮地を脱した彼を讃えるダニロフ(ジョセフ・ファインズ)は、広報官である自分の職務にヴァシリ(ジュード・ロウ)を持ち込みます。

毎日刷っている国民や兵士たちの士気を上げる為のチラシに彼の活躍を書いたのです。

これがヴァシリ(ジュード・ロウ)英雄伝の始まりでした。


ままならぬ戦況に苛立ちを募らせる上官・ニキータ(ボブ・ホスキンス)に、勇敢な行動や美しい犠牲を記事にする事で彼らに希望と誇りと戦闘意欲を与えられる、としてヴァシリ(ジュード・ロウ)の活躍を取り上げるダニロフ(ジョセフ・ファインズ)。

こうしてヴァシリ(ジュード・ロウ)の活躍はダニロフ(ジョセフ・ファインズ)によって、毎日のように一面を飾ることになります。

その活躍はラジオでも流れ、ヴァシリ(ジュード・ロウ)の名を聞かない日がないくらいの毎日となり、国民の士気は確かにあがり狙撃兵を希望する兵士達も増えてきました。


国民の英雄となったヴァシリ(ジュード・ロウ)にある日少年が近付きます。

鼻水を垂らした少年・サーシャ(ガブリエル・トムソン)は目を輝かせてヴァシリ(ジュード・ロウ)を見つめ、彼を自宅へと招いたのです。

そこへ、この家に居候している少女が帰ってきました。

ターニャ(レイチェル・ワイズ)というその娘を見た瞬間、目を奪われたヴァシリ(ジュード・ロウ)とダニロフ(ジョセフ・ファインズ)・・・。

もともとモスクワでドイツ語を学んでいたという彼女の美しさは、その聡明さと相まって暗い戦時に光を照らすようでした。


10月になってドイツ本土から高級将校エルヴィン・ケーニッヒ少佐(エド・ハリス)が赴任してきます。

戦況の悪化により彼が戦地に送られたのには、大いにヴァシリ(ジュード・ロウ)が関係していました。

彼一人の活躍によりドイツ軍兵士の士気が落ちていたのです。
戦意回復のため、ケーニッヒ(エド・ハリス)が打ち出した方法、それは自分を狙わせる事でした。

ヴァシリ(ジュード・ロウ)がケーニッヒ(エド・ハリス)を認識したのは、サーシャ(ガブリエル・トムソン)の家で泊まった翌日の事です。

敵が潜んでいると報告を受けて向かったデパート。

廃墟と化したその場所で彼は凄腕の狙撃手の存在に気付きます。

マネキンやボロボロの装飾品を使ってうまく身を隠し、また罠を仕掛けている相手に翻弄されるヴァシリ(ジュード・ロウ)。

上空を舞う爆撃機により怯えた仲間が暴走した事で撃ち殺され、それをもってこの一度目の戦いは幕を閉じました。

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本部に戻ったケーニッヒ(エド・ハリス)は、ヴァシリ(ジュード・ロウ)の資料を読みながら少年に靴を磨かせています。

その少年はサーシャ(ガブリエル・トムソン)。
彼は寝返ったふりをしてドイツ軍の内部に入り込んでいたのです。

それでも祖国の英雄ヴァシリ(ジュード・ロウ)の話題には目を輝かせるサーシャ(ガブリエル・トムソン)ですが、そんな彼の姿をケーニッヒ(エド・ハリス)は咎める事なく、彼の話に耳を傾けるのでした。


たった一度の対峙ながら、相手のスキルの高さを敏感に感じ取ったヴァシリ(ジュード・ロウ)。
彼は常に自分の先を行くケーニッヒ(エド・ハリス)の戦略にはまり込んでしまった事で仲間を失ったと後悔しています。

元狙撃養成学校の指導官をしていたというケーニッヒ(エド・ハリス)の実力は非常に高く、そんな彼がヴァシリ(ジュード・ロウ)を狙ってこの地に来た。

その事実に翌日からヴァシリ(ジュード・ロウ)と相棒を組んで動くことになったのがクリコフ(ロン・パールマン)でした。

彼は、戦前の友好状態にあった頃ケーニッヒ(エド・ハリス)の指導を受けており、彼の手口を知っているというのです。


1942年10月23日、早速ヴァシリ(ジュード・ロウ)とクリコフ(ロン・パールマン)は部下を一人連れて戦場へ向かいます。

彼らはとある建物に陣取ると、そこからドイツ軍の電話線を銃で撃ち切りました。
こうしておけば修理工が現れる為、次はその修理工を撃つのです。

しかしその最中、一人別行動をしていた部下がドイツ軍に捕らえられてしまいます。

ヴァシリ(ジュード・ロウ)が何処にいるかと聞かれても、常に移動している彼らの場所を部下が把握出来ているはずもなく・・・。

彼はケーニッヒ(エド・ハリス)により電話線の修理工にされてしまいました。


そうとは知らないヴァシリ(ジュード・ロウ)たち。
部下を狙って一発で撃ち殺してしまいます。

その弾道からヴァシリ(ジュード・ロウ)たちの居場所を推測したケーニッヒ(エド・ハリス)。

しかしこれはヴァシリ(ジュード・ロウ)達にとってもケーニッヒ(エド・ハリス)を引っ張り出す為の作戦でした。

執拗に電話の修理工を撃っていたのはこの為だったのです。

窓枠にそっとヘルメットを出し、まるでそこに人間がいるように見せるクリコフ(ロン・パールマン)。

これでケーニッヒ(エド・ハリス)が撃ってきたら逆手をとって彼の居場所がわかると踏んだ二人でしたが、しかし彼は撃ってきませんでした。


今日ケーニッヒ(エド・ハリス)は来ていないと判断した2人。
場所を移動しようと、剥き出しになった廊下に出た瞬間でした。

クリコフ(ロン・パールマン)が撃たれたのです。
それはたまたま彼が外側にいたから撃たれたというだけの事。

紙一重の運で助かったヴァシリ(ジュード・ロウ)は、ケーニッヒ(エド・ハリス)への完敗をダニロフ(ジョセフ・ファインズ)に伝えます。

しかしニキータ(ボブ・ホフキンス)からケーニッヒ(エド・ハリス)の殺害を催促されている彼にとって、祖国の英雄というポジションからヴァシリ(ジュード・ロウ)を下ろすわけにはいきません。

彼はサーシャ(ガブリエル・トムソン)がスパイとしてケーニッヒ(エド・ハリス)の側にいる事を告げ、彼の尽力による情報で今度こそ勝てる、とヴァシリ(ジュード・ロウ)を励ましたのです。


そのケーニッヒ(エド・ハリス)は、サーシャ(ガブリエル・トムソン)にチョコレートを渡し、彼からヴァシリ(ジュード・ロウ)の情報を引き出していました。

そしてヴァシリ(ジュード・ロウ)が防空壕を出てトラクター工場へ行くことを掴んだケーニッヒ(エド・ハリス)。

作業場に出るための通り道の途中に外から見える場所がある、と聞き彼はその場所に向かいます。
その場所へ確かにヴァシリ(ジュード・ロウ)がやってきました。

身を隠すケーニッヒ(エド・ハリス)の目の前で、明らかに不審な揺れを見せるパイプ。

その中を通ってヴァシリ(ジュード・ロウ)が現れたのです。


待ち構えていたケーニッヒ(エド・ハリス)は、迂闊に立ち上がった一人の兵士を撃ち、そのままヴァシリ(ジュード・ロウ)の持っていた銃をも弾き飛ばしました。

これではヴァシリ(ジュード・ロウ)には戦いようがありません。
なんとかして銃を手繰り寄せようとしているヴァシリ(ジュード・ロウ)。

そこへ傷ついて退却した部下に変わりターニャ(レイチェル・ワイズ)がやってきます。

彼女が来てくれた事で起死回生のチャンスを得たヴァシリ(ジュード・ロウ)。

大きなガラスの破片を取って来て貰い、そのガラスを使って太陽の光を反射させてケーニッヒ(エド・ハリス)の目を眩ませたのです。

その隙に銃を拾い上げたヴァシリ(ジュード・ロウ)はケーニッヒ(エド・ハリス)目掛けて発砲しました。
彼の手を打ち抜いた銃弾。

この戦いにおいて初めてヴァシリ(ジュード・ロウ)が反撃出来た瞬間でした。


帰還したヴァシリ(ジュード・ロウ)は、今日を生き延びられた喜びに沸く仲間のもとでターニャ(レイチェル・ワイズ)と共に盛り上がっています。

音楽が流れ嬉しそうに踊る人々。
そんな中親しく会話を交わす2人はお互い惹かれ合いながらぎこちない時間を過ごすのでした。

しかし夜になって、ターニャ(レイチェル・ワイズ)が行動を起こします。
仲間との雑魚寝状態の彼の隣に潜り込んできたのです。

手をつなぎ密着した2人は密やかに愛し合います。

薄い毛布で覆い隠しただけの彼らのすぐ側を他の兵士が歩いて行くなか、お互いを求め合う二人の想いは結ばれたのでした。


二人が結ばれたとは思っていないダニロフ(ジョセフ・ファインズ)は、新聞作りに邁進しています。

しかしそこへやってきたヴァシリ(ジュード・ロウ)は、これ以上自分を記事にしないようにと言い出しました。

ケーニッヒ(エド・ハリス)に勝てる気がしないというのです。

しかしダニロフ(ジョセフ・ファインズ)にとってヴァシリ(ジュード・ロウ)は士気高揚の為、自身の立場の保護の為、そしてターニャ(レイチェル・ワイズ)をめぐってのライバルとしても、狙撃兵として前線にいて貰わねばなりません。

ヴァシリ(ジュード・ロウ)の話を適当に切り上げた彼は、サーシャ(ガブリエル・トムソン)を呼ぶと彼が入手した情報を話させ始めました。

それによりケーニッヒ(エド・ハリス)が前線で隠れている場所がわかったヴァシリ(ジュード・ロウ)。

えらいぞ、とサーシャ(ガブリエル・トムソン)を褒めた後彼を外へ出します。

そしてダニロフ(ジョセフ・ファインズ)に食ってかかったのです。
子供をスパイにするなんて!と怒る彼に向かいダニロフ(ジョセフ・ファインズ)は平然と言い放ちます。

あの子が自分からしたことだ!と。

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明日化学工場を奪還するためにサーシャ(ガブリエル・トムソン)がケーニッヒ(エド・ハリス)をおびき出す、それを待ち伏せるんだと命令されてしまえば、ヴァシリ(ジュード・ロウ)に逆らう事は出来ないのでした。

しかしこの作戦は結果として失敗に終わります。
戦死者から金品を奪う泥棒が出たことで、ヴァシリ(ジュード・ロウ)は死んだふりをせねばならず、ケーニッヒ(エド・ハリス)は泥棒が邪魔となって引き金が引けなかった為、決着がつかなかったのです。

ここで予想外の事が起こりました。
泥棒がヴァシリ(ジュード・ロウ)の懐を探ったことで、彼の手帳がドイツ軍に渡ってしまったのです。

これによりヴァシリ(ジュード・ロウ)は戦死した、との判断が下されたケーニッヒ(エド・ハリス)。

彼自身はその死を信じていませんが、上司からヴァシリ(ジュード・ロウ)が死んだ今君はベルリンへ帰れ、と言われれば従わざるを得ません。


ヴァシリ(ジュード・ロウ)の死はドイツ軍によってロシアにも伝わります。

国民の英雄の死が本当であれば士気が下がると激怒するニキータ(ボブ・ホフキンス)を必死でなだめるダニロフ(ジョセフ・ファインズ)。

それは誤報だと言い、狙撃室に向かいます。
しかしそこにヴァシリ(ジュード・ロウ)の姿はなく、ただ彼の無事を祈るターニャ(レイチェル・ワイズ)がいるだけ・・・。

そんな彼女に、今は僕がいる、と伝えるダニロフ(ジョセフ・ファインズ)。
恋情を伝える彼ですが、その想いに彼女が応えることはありません。

ターニャ(レイチェル・ワイズ)はヴァシリ(ジュード・ロウ)の戦死を伝える放送に心奪われ、目の前にいるダニロフ(ジョセフ・ファインズ)が映っていないのでした。


その戦死の報をまともに受け止めたサーシャ(ガブリエル・トムソン)は、真っ赤な目をしてケーニッヒ(エド・ハリス)の所に来ています。

その彼の悲しみを責めることなく優しい言葉をかけるケーニッヒ(エド・ハリス)。

更には、ヴァシリ(ジュード・ロウ)は生きている、と伝え秘密を打ち明けようというのです。

それは彼が見つけた絶好の場所。

貯水塔に忍び込んで待っていれば必ずヴァシリ(ジュード・ロウ)は現れる、と言いサーシャ(ガブリエル・トムソン)に、誰にも言ってはいけない、明日は家にいるんだと約束させたのでした。


夜になって本部に戻ってきたヴァシリ(ジュード・ロウ)。

彼の姿を見て大喜びのサーシャ(ガブリエル・トムソン)は、ケーニッヒ(エド・ハリス)から聞いた全てを話してしまいます。

それを聞いて、潜伏場所に向かったヴァシリ(ジュード・ロウ)を追って、ターニャ(レイチェル・ワイズ)がやってきました。

建物の陰に隠れてキスを交わす2人。

そんな彼らをダニロフ(ジョセフ・ファインズ)がそっと覗きみています。

嫉妬に狂った彼は踵を返して本部に帰ると、軍上層部に手紙を書き始めます。

それは、彼が喋る内容を書き留めている部下も首を傾げるほどヴァシリ(ジュード・ロウ)への憎しみが満ちたもの・・・。

最近のヴァシリ(ジュード・ロウ)は闘う姿勢がなっていない、と言い切る彼の顔は醜く歪んでいるのでした。


翌朝、抱き合ってともに目覚めたヴァシリ(ジュード・ロウ)とターニャ(レイチェル・ワイズ)。
まるでそこだけが戦場じゃないような幸せな空気に包まれてキスする2人ですが、そんな彼らの意識を一気に覚醒させるものが突然ターニャ(レイチェル・ワイズ)の目に飛び込んできました。

それは鉄塔からぶら下がった小さな影・・・。

それは、彼がスパイであることを見抜いたケーニッヒ(エド・ハリス)により処刑されたサーシャ(ガブリエル・トムソン)の変わり果てた姿でした。


必ずこの仇は取る、と断言するヴァシリ(ジュード・ロウ)に促され、サーシャ(ガブリエル・トムソン)の母を避難させに向かったターニャ(レイチェル・ワイズ)。

ダニロフ(ジョセフ・ファインズ)に頼んで逃げる民衆に加わって船に向かいます。
しかしあと少しというところに飛んできた砲弾により倒れるターニャ(レイチェル・ワイズ)。

ピクリとも動かない彼女に絶叫する母親を置いて、顔色をなくしたダニロフ(ジョセフ・ファインズ)はその場から逃げ去ってしまいました。


そしてそのまま潜伏しているヴァシリ(ジュード・ロウ)の元に駆け込んだダニロフ(ジョセフ・ファインズ)。

僕は馬鹿だった、とターニャ(レイチャル・ワイズ)の死を呟きます。

そして、君のために何かさせてくれと言ったかと思うと、少佐の居場所だよ、と隙間から顔を出したのでした。

照準を合わせながら彼の話を聞いていたヴァシリ(ジュード・ロウ)が制止する声も間に合わず、ダニロフ(ジョセフ・ファインズ)は頭を撃ち抜かれてしまったのです。


手応えを感じたケーニッヒ(エド・ハリス)は隠れ場所からそろそろと出てきて、自分の撃った相手の確認にやってきました。

しかしそんな彼を横から狙っていたヴァシリ(ジュード・ロウ)。

この戦いの中で初めて2人がはっきりと顔を合わせます。

銃口を向けるヴァシリ(ジュード・ロウ)を見て、自分の命運が尽きた事を悟ったケーニッヒ(エド・ハリス)は、帽子をとって彼に向かって立ち、そのまま額を撃ち抜かれて倒れたのでした。


2ヶ月後、1943年2月3日。
スターリングラードでの戦いは幕を閉じました。

ドイツ国旗を燃やし、勝利に沸くソ連軍。
この日、ドイツ軍は無条件降伏を受理したのです。

その頃、多くの怪我人がところ狭しと並べられたベッドに横たわる病院にいたのはなんとターニャ(レイチェル・ワイズ)。

彼女は生きていたのです。


そんな彼女から届いた手紙を頼りに病院を訪れたヴァシリ(ジュード・ロウ)は、そっと彼女のベッドに腰掛けたのでした。

レーニン勲章を受けたヴァシリ(ジュード・ロウ)は、その後ソ連の英雄として称えられ、スターリングラード歴史博物館には勝利の記念品として彼の銃が展示されています。

「スターリングラード」見所ポイント!

「スターリングラード」見所

第二次世界大戦中の戦争物をアメリカが作っているのに、そのアメリカが絡んでこない珍しい作品だと思います。

全体的に薄いグレーの靄がかかっているような暗い印象の映像の中で見るレイチェル・ワイズの綺麗なこと!
特に、ヴァシリとターニャが初めて愛し合うシーンで見える彼女の素肌の美しさには、女性である私もドキっとしました。

凄腕の狙撃手同士の戦い、バタバタと人が死んでいく戦場の悲惨さと緊迫感あふれる丁寧な作品です。

ケーニッヒ役のエド・ハリスの上品さが救いにも感じられる物語、是非ご覧下さい。

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