「チェンジリング」ネタバレ!あらすじや最後ラスト結末と見所も!

ミステリー/ホラー

映画「チェンジリング」は、アンジェリーナ・ジョリー主演、クリント・イーストウッド監督の2008年のアメリカ映画です。
ゴードン・ノースコット事件という実話を元にされた映画です。

そんな、映画「チェンジリング」のネタバレ、あらすじや最後ラスト、結末、見所について紹介します。

 

「チェンジリング」スタッフ・キャスト

■ スタッフ
監督: クリント・イーストウッド
製作: クリント・イーストウッド、ブライアン・グレイザー、ロン・ハワード、ロバート・ロレンツ
製作総指揮:ティム・ムーア、ジム・ウィテカー
脚本: J・マイケル・ストラジンスキー
撮影: トム・スターン
音楽: クリント・イーストウッド、クリスティン・ヤバラ

■ 主要キャスト
クリスティン・コリンズ:アンジェリーナ・ジョリー
グスタヴ・ブリーグレブ牧師:ジョン・マルコヴィッチ
J.J.ジョーンズ警部:ジェフリー・ドノヴァン
ジェームズ・E・デーヴィス市警本部長:コルム・フィオール
ゴードン・ノースコット:ジェイソン・バトラー・ハーナー
レスター・ヤバラ刑事:マイケル・ケリー
キャロル・デクスタ:エイミー・ライアン
サミー・ハーン:ジェフ・ピアソン
ジョナサン・スティール:デニス・オヘア

 

「チェンジリング」あらすじ

「チェンジリング」あらすじ

1928年のアメリカでシングルマザーとして9歳の息子ウォルターと暮らすクリスティン・コリンズ(アンジェリーナ・ジョリー)。
幸せに暮らしていた二人ですが、ある日息子が姿を消してしまいます。

すぐに警察に連絡するも、子供の捜索は24時間過ぎてからでないと出来ない、と言われ冷たくあしらわれてしまいました。
翌日になってようやく捜索が開始されましたが、ウォルターの行方は全く掴めず…。

そのまま時が流れた五か月後、警察からウォルターが見付かった、との連絡が入ります。
逸る気持ちを抱えながら息子を迎えに行ったクリスティンでしたが、そんな彼女の前に現れたのは見た事もない少年で…。

息子じゃない!!そう訴えかけるクリスティンに、ジョーンズ警部(ジェフリー・ドノヴァン)は、久しぶりの再会で混乱しているだけだ、と言って彼女を丸めこむのでした。

見知らぬ少年を家に連れ帰ったクリスティンは、混乱しながらも少年を風呂に入れますが、これにより彼がウォルターではないとの確信を得ます。

少年には割礼をうけた跡があったのです。
しかも身長を計ってみるとウォルターより7㎝も小さい。

彼は絶対に息子ではない、
再び警察署を訪れ確信を持って訴えかけるクリスティンでしたが、警察は取り合ってくれません。

果たして彼女の息子はどこに行ってしまったのか…
この物語は、身の毛もよだつ連続殺人事件と警察の怠慢な見栄に巻き込まれてしまった母子の悲しい物語です。

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「チェンジリング」ネタバレ

「チェンジリング」ネタバレ

警察を当てに出来ないクリスティン(アンジェリーナ・ジョリー)のもとに、グスタヴ・ブリーグレブ(ジョン・マルコヴィッチ)という牧師が訪ねてきます。
彼は警察内部の不正を暴く活動をしており、その活動に協力してくれるのならウォルター探しに協力すると申し出てきました。
その提案に飛びつくしかないクリスティン。

彼女はグスタヴ牧師の言うとおり、通っていた歯科医院へ行きウォルターの歯型と家にいる少年の歯形が違う事を突き止めました。

協力的なのは歯医者だけでなく、ウォルターの通っていた学校の教師など多くの人の助けを受け、次々と少年がウォルターではない証拠を集めていくクリスティン

遂にはマスコミにも取り上げられ、帰ってきた息子が他人だったこと、それについて警察は何の協力もしてくれないことなど、彼女の訴えは各紙に取り上げられる事になったのでした。

 
この動きが面白くなかったがロス市警です。
警察はクリスティンを精神錯乱状態にあるとでっち上げ、精神科病棟へ隔離させるのでした。

精神科病棟に送り込まれた事で一時はひどく落ち込んだクリスティンでしたが、そこには彼女と同じように警察にとって邪魔になるからとの理由で押し込められている女性が何人もいました。

理不尽な扱いに憤り、一人の女性と出会う事で自分の中に恰好たる芯を持ったクリスティンは、警察に捜査ミスはなかった、との書面にサインさえすれば今すぐ家に帰してやる、と言う主治医の言葉にも頷きません。
強い意志を持ってその脅しに立ち向かうのでした。

 
警察がここまで強気に適当な捜査をするのにはわけがありました。
当時のロス市警は検挙率が異様に低く犯罪件数の多い街の有様に市民からの不満と不信感が高まっていたのです。

その不満を抑え込むために、とりあえず、といった様相で事件の解決を図ったロス市警。
クリスティンとウォルターは、警察によるこの杜撰な方針による被害者でもあったのでした。

 
その頃、別件で補導されていた少年の口から、恐ろしい殺人鬼の話が語られます。
彼は、少年ばかりを何人も殺しては自宅の庭に埋める男の手伝いをさせられていたと、そう語ったのです。

殺人鬼の名前はゴードン・ノースコット(ジェイソン・バトラー・ハーナー)。

ゴードンのいとこである少年は、これまで二十人以上の少年に声をかけ誘拐するところから殺害に至るまで無理やり手伝わされていたと証言したのです。

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「チェンジリング」ラスト最後の結末

「チェンジリング」ラスト最後の結末

これによりパニックになるロス市警。
彼らが適当な捜査で解決でっち上げたウォルターの名前も少年が語る被害者の中にありました。

この混乱の中グスタヴ牧師により精神科病棟から助け出されたクリスティンは、新聞によりこの事件の事を知り絶望します。
しかしこれが彼女に、失うものはもうないと、警察との全面対決の覚悟を決めさせたのでした。

 
グスタヴ牧師や弁護士などの支援や助けを受けたクリスティンはこの闘いの勝利を勝ち取り、ジョーンズ警部は永久停職、市警本部長の解任との結果を得ます。

そしてそれと並行して、事件の容疑者であるゴードンの裁判も始まりました。

何の理由もなく多くの子供たちを殺したゴードンですが、ウォルターに関しては殺していないと供述します。
とはいえ、ウォルターの殺害に関係なく彼には死刑判決が下るのでした。

 
それから何年もの月日が流れたある日。
一人の少年が警察署に保護されます。

彼はゴードンの元から逃げ出した数少ない被害者の一人だったのです。
彼は、ウォルターと一緒に逃げていたが自分を救ってくれた彼の行方は分からない、と証言しました。

その言葉に涙が止まらないクリスティン。
ゴードンから逃げる時、必ず探し出して殺してやる!と投げつけられた言葉が怖くて今まで隠れて生きてきた、と涙ながらに語る少年も見て、彼女はウォルターが生きている事に希望を見出します。

クリスティンの生涯は、息子を探し続ける事に費やされたのでした・・・

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「チェンジリング」見どころ

「チェンジリング」見どころ

とにかく泣ける映画です。
泣ける、と言うより涙が止まらない作品でした。

最後に保護された少年が、怖くて隠れていたけれどお母さんに会いたくて出てきた、と語るシーンなど、今思い出しても胸を掴まれるような場面が多く、是非たくさんの方に見て貰いたい作品です。

子育てに悩んでいる方、子供と四六時中いなくてはならない環境に少々お疲れ気味の方などはご覧になると、当たり前に繰り返される毎日が最も大切なものなんだと気付かされるかもしれません。

 
何が辛いって、この物語が実話であること。

いなくなってしまった子供の代わりに明らかな他人が連れられてくる、それも国家組織である警察によって…
そんな意味の分からない理不尽な事ってあるでしょうか。

子供を思う母親の気持ち、母親の元に帰りたい子供の想い、その両方を踏みにじる犯罪者と、権威を高める為に被害者の気持ちには一切寄り添わない警察、これが事実であるという事が重くのしかかってくるようでした。

 
この物語の主人公を演じるアンジェリーナ・ジョリーですが、彼女と言えばどうしても、強い女性、とのイメージが先行しがちだと思います。

この作品でも芯は強い母親だからこそ、何年たとうとも息子の生存を信じて探し続けることが出来るのだと思いますが、今作ではそれだけではない様々な表情の彼女が見られます。
優しく脆く強い表情、それら全てが母親と言う存在を強く感じさせてくれたように感じました。

 
この事件は世界中で起こっている猟奇的殺人事件の中でも、警察の組織的な怠慢と体裁を繕う為だけの適当さが重なりあって起こった悲劇的な話だと思います。

もし仮に、ウォルター以前に居なくなってしまった少年の捜索を真剣に行っていたなら、もしかしたらあれ程まで多くの子供たちが犠牲にならずに済んだかもしれない、と考えてしまうのは当然ではないでしょうか。
そしてこの国家権力が絡む理不尽な誘拐事件、と言う点において日本の抱える拉致問題がリンクしてしまいます。

ご両親始め、ご家族の皆さんの想いは如何ばかりか…。
これまで何十年もの時間が経ってしまっていますが、なんとかして、生きているうちの対面を、と願ってやみません。

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