「偉大なるしゅららぼん」ネタバレ!あらすじ最後のラスト結末!

SF/ファンタジー

映画「偉大なるしゅららぼん」は、濱田岳・岡田将生主演、水落豊監督の2014年の日本映画です。
そんな、映画「偉大なるしゅららぼん」のネタバレ、あらすじや最後ラスト、結末、見所について紹介します。
原作は、万城目学の小説で、漫画化もされています。

■ スタッフ
監督: 水落豊
製作: 山田雅子
脚本: ふじきみつ彦
音楽: 瀬川英史

■ 主要キャスト
日出淡十郎:濱田岳
日出涼介:岡田将生[13]
日出清子:深田恭子
棗広海:渡辺大
藤宮濤子:貫地谷しほり
日出淡九郎:佐野史郎
日出淡八郎:津川雅彦
源治郎:笹野高史
速水義治:村上弘明

 

「偉大なるしゅららぼん」あらすじ

「偉大なるしゅららぼん」あらすじ

物語の舞台はパワースポットでもある琵琶湖畔の町石走。

石走の町には古来より琵琶湖からの不思議な力を宿す日出家と棗家が対抗していました。
この争いはこの平成の世でもおさまる事はありません。

そんな日出家は江戸時代から現存する石走城に暮らしています。

1300年にもわたる長い歴史の中で、最強の力の持ち主とされる日出家の長男淡十郎(濱田岳)は、生まれたときから周囲に崇め奉られながら成長してきました。

そこへ淡十郎のはとこである涼介(岡田将生)が力の修行のためやってきたところから物語が動き始めます。

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「偉大なるしゅららぼん」ネタバレ、最後のラスト結末は?

「偉大なるしゅららぼん」ネタバレ、最後のラスト結末

日出家へと向かう涼介(岡田将生)は、本家の船頭源治郎(笹野高史)によって日出一族が暮らす城へと送られます。

涼介は、0歳の儀式により力を持っていると判断されたがために、これからの三年間修業を積んで力を開花させるためにここにやってきたのです。

 
涼介は日出家の長男淡十郎(濱田岳)と一緒に高校へ通う事になります。
淡十郎が特別に誂えさせた赤い学ランを着て…。

戸惑う涼介ですが、そんな彼を淡十郎は共の者扱いし、全員が黒の制服の高校へ意気揚々と登校していきます。

そんな彼の姿を、窓からそっと見ている者がありました。
新任の校長、速水義治(村上弘明)です。

 
教室へ入るなり淡十郎はリーゼント姿の葛西(小柳友)に因縁を付けられます。
しかし葛西の投げたカッターを力で抑えたのは棗広海(渡辺大)でした。

彼は日出家と共に琵琶湖の力を受け継ぐ棗家の長男です。

日出一族は相手の精神を操るのに対して、棗一族は相手の肉体を操る。
しかし両家とも琵琶湖を離れると力も失ってしまう為、狭いところで争いを続けてきたわけです。

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楽しい高校時代を夢見て入学した涼介でしたが、淡十郎と広海が争うたび、彼らが使う力のせいで騒音に頭を悩ませる日々…

その上家に帰れば日出家六代目師範である濤子(貫地谷しほり)のもと修業にも励んでいます。

そんな涼介の苦労を余所に、淡十郎は、速水校長の娘、沙月(大野いと)に一目ぼれしてしまいました。

 
とある日、本物の力の使い手になる為、竹生島を訪れた淡十郎と涼介。
儀式を受け終わった彼らは、源じぃ(笹野高史)の待つ船へと戻ります。

寝ぼけている源じぃに持っていたペットボトルの水を差しだす淡十郎。

ナチュラルボーンな殿様の淡十郎も、自分が幼いころから使えてくれている源じぃには優しいところがあるのです。

 
その後、淡十郎は沙月(大野いと)を追い駆けて美術部へ。

しかし彼女が好きなのは広海(渡辺大)だったのです。

その帰り道、喚き散らしながら体いっぱいで失恋した悔しさを叫ぶ淡十郎。
彼は棗家をこの街から追い出す決意を固めてしまうのでした。

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棗家を訪ねた淡十郎は広海に、共にこの町を出よう、と提案します。

自分は日出家を継ぐつもりはない、力は己を殺してまで守るものか?とそう語りかける淡十郎に、広海の心は揺れています。

自分の力で自分の人生を切り拓く、そう語りかける淡十郎ですが、そこへ広海の父(高田延彦)が現れ、話を切り上げる事になってしまいました。

 
淡十郎の言葉に驚く涼介(岡田将生)は、帰宅後彼の姉である清子(深田京子)に話しかけられます。

人の心が読める彼女は、能力者に対しても力が使える唯一の人物です。

涼介の心を読むぞと脅し、彼から淡十郎が家を出たいと言っている事を知ったのです。
しかし、淡十郎の考えについて話す二人を、そっと物陰から見ている者がいるのでした。

 
そんな時、突然城に現れた速水校長(村上弘明)は、日出家のみなさんにこの街から出て言って貰いたい、と言い出します。

48時間以内に全員出て行って貰う、そう言いだした速水校長は、追い返そうとした淡十郎の父淡九郎(佐野四郎)の時間を止めて彼を動けなくさせてしまいました。

彼は、日出家と棗家の両方の力を使えたのです。

これからの対策を話し合いに行った濤子(貫地谷しほり)に諭されるようにして学校へとやってきた淡十郎たちでしたが、そこへ広海がやってきて、母親を助けて欲しいと言い出します。

速水校長は棗家にも行き同じことを繰り返していたのです。

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棗家の血を引いていない母親の記憶を消して彼女を助けて欲しいと頭を下げる広海。

その頼みを引き受けた淡十郎と共に、三年ぶりに城の敷地から出た清子(深田京子)は、広海の母親の悪い記憶を消し、それだけでなく新しく記憶を植え付ける事で彼女をしばらくの間石走から遠ざけようとします。

そこへ現れる速水校長。

両家の急接近を聞きつけた彼は、期限には少し早いが…と、棗家の中でも力を持たない母親をターゲットに力を使おうとします。

その瞬間、涼介と広海の力がさく裂し、爆音とともに校長は姿を消してしまいました。

その大きな音に思わず耳を塞ぐ涼介たち能力者。
ところがそんな中にあっても淡十郎だけが平気な顔をしています。

彼は、自分には力が無いから平気なのだ、と言い出しました。

 
場所を城に移し話を聞いてみると、淡十郎は元々力を持っていたものの、10歳・15歳の儀式で呑むご神水を飲まずにいたため力が開花せずにいたのでした。

彼はご神水を飲むフリをしてペットボトルへと移し替えていたのです。

そんな話をしているところへ清子(深田京子)がやってきて、濤子(貫地谷しほり)からの決定事項を知らせます。
明日10時、城を引き渡す事になった、と…。

その決定を聞いて断固戦う決心を固める淡十郎・広海・涼介。

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翌日。
淡十郎は校長に城へ12時に来いと伝えに行きます。
濤子は竹生島へ。

その指示を出した清子(深田京子)は、夢の中で龍が言っていた、と広海と涼介を琵琶湖に連れて行きます。

前日、二人が同時に放ったことで合わさった力は、しゅららぼん、という音と共に二人に神の力を宿した、と。

それを今一度琵琶湖に向かって放て、そう言われた広海と涼介が力を使うと、耳をつんざく様な爆音と共に空は暗くなり、琵琶湖が二つに割れました。

この道は竹生島に繋がっていると清子に言われた二人は馬を駆って向かいます。

島の根元に到着した二人はそこで濤子から、水を探して持ち帰れ、との指示を受けた涼介たちは、汲み取った水を持って必死の想いで陸地を目指し馬を駆るのでした。

 
約束の時間。
城には速水校長(村上弘明)が沙月(大野いと)を連れてやってきます。

涼介は持ち帰ったペットボトルの水を飲めと淡十郎に渡しますが、彼はそれを拒みます。

力に頼らずに戦って見せる、そう言う淡十郎は、涼介が叱責しても頑なに拒みます。

 

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対峙する校長と清子・涼介・広海。

圧倒的な力を持つ校長が有利かと思われた闘いですが、清子の作戦により一瞬の隙をついて校長の動きを止めることに成功しました。

そこで清子はそのまま彼の記憶を書き換えようとしますが、しかし校長からは何の力も感じられません。

つまり彼は何者かに操られていたのです。

 
犯人は源じぃ(笹野高史)でした。

秋田の八郎潟生まれの源じぃは、もともと持っていた八郎潟の力も記憶も先々代の淡八郎(津川雅彦)によって消されていたのです。

60年ぶりにその記憶を取り戻したものの、無くしてしまった時間は返ってきません。

憤り日出家に復讐を図る源じぃの記憶が戻ったのは、淡十郎がペットボトルに移し替えたご神水を彼に与えてしまったからでした。

あくまでも戦おうとする源じぃを前に、遂にご神水を飲んだ淡十郎。

その途端空は曇り雷鳴が轟き始めます。

これは余所で力を使いすぎた源じぃへの琵琶湖の怒りだ、自分の言う事を聞いて皆を元に戻してくれと頼む淡十郎の目の前で、源じぃは龍の裁きを受けてしまったのでした。

 
淡十郎が生まれる前から日出家に使え、淡十郎が広海を追い出す為についた、この町を出ていきたい、という言葉を本気にしていた源じぃ。

彼は自分が60年間も忘れたままでいた秋田に残してきた初恋の人の事を思いだした事もあって、城を追い出す前にと淡十郎には彼女の事を覚えていてほしいと沙月(大野いと)を連れて来ていたのでした。

そんな源じぃが死んでしまった事に悲しむ淡十郎。

しかも彼が死んでしまったというのに元に戻らない淡九郎(佐野四郎)達…

彼らを元に戻す為、自身の消滅を覚悟で広海は棗家に伝わる伝説の力を使い、過去へと時間を戻すのでした。

 
ラストシーン。

時間を戻したことで源じぃは生きていて、淡九郎(佐野四郎)らも元通り。

ただ、棗広海(渡辺大)と言う人間の存在は淡十郎と涼介の心にしか残っていません。

しかし、最後に使ったしゅららぼんの奇跡が起こります。
四月の高校に転校生が現れたのです。

果たしてその人物は―――?
という期待感を持たせてこの物語は終わります。

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「偉大なるしゅららぼん」見所ポイント!

「偉大なるしゅららぼん」見所ポイント

想像以上に面白い作品でした。

原作者の万城目学さんの作品と言えばいくつか映像化されていますが、その独特の世界観が受け入れられるか無理かは本当に人によると思います。

例えば同じように映画化された【鴨川ホルモー】もかなりぶっとんだ設定で、役者陣もイメージを振り切る勢いの演技を見せてくれましたが、意味が分からない、と言う人も少なくなかったのではないでしょうか。

単純に面白い!と受け入れられれば楽しい作品ですが、深く考え込んでしまうと疲れる作品。
しかし今作は誰にでも受け入れられ易い物語になっていました。

 
力を持ち争い続けてきた2つの家が、新たに表れた敵の前に手を結んで共に戦う、と言う話は古今東西アチコチで見られますが、この物語はさらにそこからもう一歩踏み込んで話を展開させるため、最後にはほんのり切なく、そしてラストには希望が持てる終わり方でとても素敵でした。

それから、濱田岳さんという真面目な顔して絶妙の間を使って笑わせてくれる芸達者な役者さんと、のんびりとしたマイペースな可愛さが画面を和ませてくれる岡田将生さんの関係性がとっても良かった。

実際、撮影中にはものすごく仲良くなられたんだそうで、お互いどちらかが女性ならきっとうまくいく関係だともおっしゃっていました。

撮影は基本的にずっと泊まり込みで行われたらしく、それもあってキャストの皆さんが仲良くなられたんだそうですが、そんな中で急遽入った仕事の為に一度濱田さんが東京に帰られた際には、岡田さんがとても淋しがり拗ねていた、というお話を映画公開当時の㏚でおっしゃっていました。

 
演じたのは高校生でもお二人ともとっくに大人になっている年齢です。

そんな大人の男性が素直に拗ねたり出来るなんて、何とまぁ可愛く素敵な関係だろうと感心したことを覚えています。

作中ちょいちょい挟まれる笑ってしまうシーンとか、ストーリーの繋げ方や伏線の拾い方など、その作りにも大満足の作品です。

自分の人生は自分で切り開く、と言うメッセージを重くも軽くもなく、サラッとしたテイストで盛り込んでくる作品ですので、最後にはなんだか元気が貰えるような気さえしますよ。

何も考え込まず楽しくみられる作品なので、是非何度か見て笑いのツボを探してみるのも楽しいと思います。

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