インポッシブルのネタバレ!あらすじや最後ラスト結末と見所も!

アクション

映画「インポッシブル」は、ナオミ・ワッツ主演、J・A・バヨナ監督の2012年のスペイン映画です。
2004年に起きた、スマトラ島沖地震の津波に巻き込まれたスペイン人一家の実話から作られた映画です。

そんな、映画「インポッシブル」のネタバレ、あらすじや最後ラスト、結末、見所について紹介します。

 

「インポッシブル」スタッフ・キャスト

■ スタッフ
監督: J・A・バヨナ
製作: アルバロ・アウグスティン、ベレン・アティエンサ、ギスラン・バロウ、エンリケ・ロペス・ラビニュ
製作総指揮:ハビエル・ウガルテ
脚本: セルヒオ・G・サンチェス
撮影: オスカル・ファウラ
音楽: フェルナンド・ベラスケス

■ 主要キャスト
マリア:ナオミ・ワッツ
ヘンリー:ユアン・マクレガー
ルーカス:トム・ホランド
トマス:サミュエル・ジョスリン
サイモン:オークリー・ペンダーガスト
老婆:ジェラルディン・チャップリン

 

「インポッシブル」あらすじ

インポッシブルのあらすじ

2004年、年末年始を南国リゾートで過ごそうとタイにやってきたヘンリー(ユアン・マクレガー)とマリア(ナオミ・ワッツ)家族。

ルーカス(トム・ホランド)・トマス(サミュエル・ジョスリン)・サイモン(オークリー・ペンダーガスト)ら息子たちも楽しそうにバカンスを過ごしています。

ところが、クリスマスプレゼントに大はしゃぎした翌日、彼らを未曾有の大災害が襲いました。スマトラ島沖地震です。
やがて巨大な津波がリゾートを襲います。

言葉も分からない、知り合いもいない旅行先で津波にのまれた彼らは、生きて再び会うことが出来るのか―――。

実在の人物が経験した災害の物語を、リアルな表現で再現した人間ドラマです。

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「インポッシブル」ネタバレ

インポッシブルのネタバレ

彼らを襲った大津波は、スマトラ島沖地震の影響で起こったものでした。

その時間、彼らは家族そろってホテルのプールにいます。
すると轟音と共に大きな波が木々をなぎ倒し、小屋を吹き飛ばしながら迫ってくるではありませんか。

急いで長男のルーカス(トム・ホランド)に駆け寄ろうとするマリア(ナオミ・ワッツ)。

その向こうでヘンリー(ユアン・マクレガー)は、二男のトマス(サミュエル・ジョスリン)と三男のサイモン(オークリー・ペンダーガスト)を抱えてプールから遠ざかろうと走ります。
しかし間に合いません。

家族もろとも巻き込まれ、マリアは、まるで洗濯層の中に放り込まれたかのごとく体が渦に巻き込まれてしまいました。

必至の思いで水面に顔を出したマリア。
そこはもう先ほどまでの楽園ではありませんでした。

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家族の名を呼び探しながら流されていると、奇跡的にルーカス(トム・ホランド)と再会します。

彼が掴まっている木にたどり着こうとするも上手くいかず、離れてゆく二人。
しかもその最中、彼女は水中でなぎ倒された気にぶつかり足に大怪我をしてしまいました。

ようやく手を握り合い、少し波が緩やかになってきたところで浅瀬に向かって歩き始める二人ですが、マリアは足の出血が酷く、一歩進むごとに体力を奪われていっているような状況です。

 
先に見える大きな木に登って安全を確保しようと歩き続けていたマリアは、かすかに聞こえる小さな子供の声に気付きました。

先を急ごうというルーカスの言い分も理解できますが、医師である彼女には助けを求める声を無視することなど出来ません。

ルーカスと共に探してみると、そこにはサイモン(オークリー・ペンダーガスト)よりまだ小さいくらいの男の子がいました。

幸いにも無傷だった少年を連れ、目指す木に辿り着いたマリアですが、出血と足の痛みで踏ん張りが利かずなかなかうまく上る事が出来ません。
それを見てルーカスは自分が台となって母を助けるのでした。

 
つかの間の休息…いつの間には少し眠っていたマリアは、向こうから歩いてくる二人組に気付きます。
彼らは地元住民で、救助の為にやってきてくれたのでした。

最早歩くこともできない彼女を引きずるようにして助けてくれる彼らですが、しかしその痛みは想像を超え、マリアは痛みから声を堪えることが出来ません。
いつの間にか意識を失い、気が付いた時には救助してくれた男性たちの村のような場所に居ました。

ここにいても満足な治療が出来ない、とのことで病院に運ばれるマリアたち。
しかしその途中で、先ほど助けた少年とははぐれてしまいました。

 
到着した病院には多くのけが人が殺到し、廊下にそのまま蹲っている人も沢山いましたが、マリアは怪我の具合の酷さからか簡素ではありますがベットに寝かされます。

マリアの状態を心配して片時もそばを離れないルーカス。

そんな息子に、ママはここにいるから。
あなたはあなたに出来る事をしなさい。と、この混乱の中誰かの助けになる事をしなさい、とマリアは話します。

 
最初は渋っていたルーカスですが、母に背中を押され病室を出たとき、子供を探しているという男性に出会いました。

彼の手伝いをしよう、と病院中を駆け回って名前を呼び続けるルーカス。
そんな彼に他の患者からも家族を探してほしい、との頼みが舞い込み、ルーカスは徐々に、自分の事だけではなく誰かの助けになる行動に自信と責任を持ち始めます。

そうして彼は、最初に出会った男性の息子を探し当てることが出来たのでした。

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抱擁しあう親子を見て、自分も一度ママの所に帰ろう、と病室に戻るとマリアがいません。

空っぽになったベッドには新たな患者が運ばれてきます。

近くに居た看護師により、どうもマリアは亡くなったのではないか…というような描写が続きます。

しかしそれは混乱の病院内で起こった手違いで、マリアは別の病室に移されていたのでした。

母に寄り添うとルーカスはさっき見た光景を彼女に伝えます。

それは、津波後の泥の中で助けた少年が、この病院内で父親らしき人物と一緒にいた、というものでした。

 

その頃ヘンリー(ユアン・マクレガー)は壊れたホテルの部屋に息子二人と避難していました。

ホテル周りを探してみたもののマリアもルーカスも見つかりません。

このホテルに居ては危険だ、とのことで全員に移動の指示が下されますが、ヘンリーはトマス(サミュエル・ジョスリン)とサイモン(オークリー・ペンダーガスト)を見知らぬ女性に託して、自分はここに残り二人を探す決断を下します。

しかし電気もない真っ暗闇での捜索は全くはかどらず、結局二人は見つかりませんでした。

途方に暮れるヘンリーは、ちょうど通りかかったトラックに乗り、トマスとサイモンが待つ避難所に合流します。

 
しかしそこに2人はいませんでした。
ヘンリーはたった一人で家族全員を探す事になってしまったのです。

気落ちし、共に被災した人々と自分の状況を語り合うヘンリー。
故郷に連絡したのか?と聞かれるもその手段がない、そう答えるヘンリーに一人の男性が携帯電話を差し出します。

この状況下で充電など出来るはずもなく、その人にとっても大切にとっておいた使える携帯電話です。

好意に感謝しながら父親に電話したヘンリーですが、電池の残量を気にして最低限の情報しか相手に伝えないまま電話を切ってしまいました。

するとその男性はさらに、今のではだめだ、もっと相手が安心できる事を伝えないと、といって再び電話を貸してくれたのでした。

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「インポッシブル」ラスト最後の結末

インポッシブルの見所

翌日。
各病院を回る巡回トラックにヘンリー(ユアン・マクレガー)は昨夜の男性と乗り込みます。
彼もまた妻と幼い娘を探している最中だったのです。

そして何軒目かに辿り着いたのはマリア(ナオミ・ワッツ)とルーカス(トム・ホランド)がいる病院でした。
先を急ぐ運転手に頼み込んで時間を貰うと、ヘンリーは急いで病院中を駆け回ります。

それと時を同じくして、ルーカスはマリアの為に水を探して病院内を歩き回っていました。

 
その時。ルーカスはヘンリーの後ろ姿に気付きます。

必死で声を挙げながら父を追うルーカス。
しかしその声はヘンリーに届きません。

ヘンリーを追って外に飛び出してきたルーカスですが、そんな息子に気付くことなく彼はトラックに乗ってしまいました。

しかしその時、トラックいっぱいに乗せられた子供たちの中からトマス(サミュエル・ジョスリン)とサイモン(オークリー・ペンダーガスト)がルーカスに気付いて走り寄ってきます。

トマス達は、どこへ向かうともわからないトラックに乗せられ移動させられていたのでした。

 
大興奮で再会の喜びを分かち合う三人。

その声にヘンリー(ユアン・マクレガー)が気付きました。
大慌てでトラックから降りてきて、息子たちを抱き締めるヘンリー。

こうして家族全員が揃ったのでした。

血の気を無くし意識も朦朧としてきたマリアもやっと手術の順番が回ってきます。

 
そしてラストシーン。

彼らは自国で入っていた保険会社の働きにより飛行機で帰国出来る事になりました。
手術が成功したマリアも勿論一緒です。

現地ではこの先もしばらく混乱が続くことは想像に難くない中、旅行先で災害に巻き込まれた家族の奇跡の物語はこうして幕を閉じるのでした。

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「インポッシブル」見所ポイント!

インポッシブルの見所

東日本大震災を受けた日本人にとってはつらい描写ばかりが続く物語です。
しかし、これもまた実際にあった災害で、実在の人物の物語を映画化したものだと聞いて、なぜか見ずにはいられませんでした。

この作品を見て、当たり前の事なのに、実際に自分が経験したわけではない分想像力が足りていなかったんだな、と感じるシーンが多々あります。
例えば津波のシーン。

大津波に飲み込まれ息が出来ない、歩けない、流されてしまう、と言ったことまでは想像できていましたが、漂流物がぶつかってきたり、普段の道では陰を作ってくれる木など全てが凶器になる事などは全く頭にありませんでした。

それだけにナオミ・ワッツの足の怪我は直視に堪えがたく、今思い出そうとするだけで顔が歪んでしまいます。

 
家族で巻き込まれ離れ離れになった時、自分ならどうするかを考えたとき、ヘンリーの行動に少し考えさせられるものがありました。

自身も怪我をしている上に子供連れでの捜索なんて無理がかかりすぎます。
しかし、かといって子供を置いていくには心細すぎる状況です。

下手をすれば一家離散、もしくは幼い子供とは二度と会えない結果に繋がったかもしれないこの行動を、映画で見たからと、これが実際に起きた事だからと言って、もし自分が同じ状況下におかれても同じ選択ができるとは言い切れません。

災害とは、その時の判断1つで未来の行方を左右するような状況が連続でやってくる、という事を、今までの私は忘れたというより考えてもみなかったのだと思います。

 
津波や怪我など、再現された技術だけではなく、役者の演技にも鬼気迫るものを感じ、途中見るのが辛くなるような映画です。

特にナオミ・ワッツの痛みはその声を聞くのも辛く、徐々に死相が出てくる彼女の顔はあまりちゃんと見ることが出来ませんでした。

東日本大震災の傷が残っている方には正直おススメできません。

しかし、自分だけは大丈夫、誰かが何とかしてくれる、というようなのんびりさんには一度ご覧になって頂くと良いかと思います。

 
災害時は自分で自分の身を守る、家族を守ることが自己責任になる、そんな状況です。

災害時にはそれに乗じて犯罪に走るものも少なくなく、その点では略奪や強姦、誘拐や人身売買などの現実がこの映画では全く描かれていません。

もしかしたら、次男三男が乗せられた子供ばかりのトラックの行く末がハッキリしなかったのは、そこに災害時の闇を暗示していたのかもしれませんが、基本的にこの物語の中心は家族の絆や被災者同士の繋がり、地元住民の慈愛、とポジティブなものが据えられています。

治安がいいと言われる日本でも、そういった災害時に治安が悪化するのは避けられない現実かもしれません。

そういった意味においても、感動した、とか涙が出たとかだけで終わらせてはならない、この作品を見ていろんなことを考えるきっかけにればいいなと思います。

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