「ロケットマン」ネタバレ!あらすじやラスト最後の結末と見どころ!

ヒューマン/コメディ

映画「ロケットマン」は、タロン・エジャトン主演、デクスター・フレッチャー監督の2019年の映画です。
この映画「ロケットマン」のネタバレ、あらすじやラスト最後の結末、見どころを紹介します。

これで「ロケットマン」のすべてがわかります。

 

「ロケットマン」キャスト・スタッフ

■ スタッフ
監督: デクスター・フレッチャー
脚本: リー・ホール
制作: エルトン・ジョン 他
音楽: マシュー・マージェソン
撮影: ジョージ・リッチモンド

■ 主要キャスト
エルトン・ジョン: タロン・エジャトン
バーニー・トーピン: ジェイミー・ベル
シーラ・アイリーン: ブライス・ダラス・ハワード
ジョン・リード: リチャード・マッデン
ウィルソン: ジェイソン・ペニークック
レイ・ウィリアムズ: チャーリー・ロウ
アイヴィ: ジェマ・ジョーンズ
スタンリー: スティーヴン・マッキントッシュ

 

「ロケットマン」あらすじ

「ロケットマン」あらすじ

イギリスのミュージシャン・エルトン・ジョンの半生を描いた物語。

幼い頃から愛されなかった少年が、音楽と出会いスターになっていく。
しかし、心は満たされない・・・

そして成功と堕落に溺れるエルトン。
彼はいかにして人生を変えていくのか?・・・

 

「ロケットマン」ネタバレ

「ロケットマン」ネタバレ

依存症のグループカウンセリングを行っている部屋に突如、オレンジ色のド派手な悪魔の衣装を着た男が入ってきます。

彼こそ世界的なスター エルトン・ジョン(タロン・エガートン)でした。
彼はアルコール、コカイン、そして性依存や買物中毒など自分が抱える問題、そしてどんな子供時代だったのかカウンセリングの参加者に話し始めます。

 
エルトン・ジョンことレジナルド・ドワイト(レジー)は、派手好きで上流階級に憧れる専業主婦の母・シーラ(ブライス・ダラズ・ハワード)と、兵役で留守がちな軍人の父・スタンリー(スティーヴン・マッキントッシュ)の間に生まれイギリス郊外ピナーで育ちました。

夫婦仲は悪く、幼いレジーに優しくてくれたのは祖母のアイヴィだけでした。

ある日、レジーはラジオから流れる曲を楽譜もなしでピアノ演奏し始めました。
それを見ていたアイヴィは孫に特別な才能があることを見抜き、レジーは本格的なピアノの個人レッスンを受けることになります。

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レジーは夢中になりドンドンと上達しますが、無関心な両親は彼の才能に目を向けようとせず、11才になったレジーがピアノの先生から奨学金を得られる王立音楽院のオーディションを受けるよう勧められても送ってゆくのさえ面倒くさがり、アイヴィがオーディション会場へ送り届けたほどでした。

レジーが会場に入ると、試験官がモーツァルトの『トルコ行進曲』を弾いていました。

レジーに気付いた試験官がピアノを弾くように促すと、レジーは、『トルコ行進曲』を途中まで弾きました。
試験官がなぜ弾くのを止めたのか尋ねると、レジーは試験官がそこまでしか弾かなかったのでと答えます。

 
見事合格したレジーは音楽の英才教育を受ける事が出来ました。

しかしある日、学校から帰って来たレジーは、路上に駐車した車の中で母と見知らぬ男が抱き合っているのを目撃してしまいます。

その夜に両親は口論となりスタンリーは家を出て行きました。
自分のせいだと涙を流す孫を慰めてくれたのはアイヴィだけでした。

 
やがてエルヴィス・プレスリーを知ったレジーは、プレスリーの髪形を真似て登校する程にロックの影響を受けます。
その後、仲間と一緒にバンド・ブルーソロジーを組み小さな店で音楽活動を始めるようになります。

ある日、バンドに声が掛かり、アメリカのミュージシャンが興行に訪れた際のバックバンドとして雇われます。
ショーの終了後、レジーはバンドの黒人に、どうすれば音楽で成功するのか尋ねます。

「なりたい自分になる為には、生まれた自分を捨てることだ」
その答えを聞いたレジーは、バンドメンバーに、これからエルトンと名乗ると告げます。

 
そんなある日、広告を見たエルトンは、音楽出版社を営むディック・ジェームスの事務所を訪ねました。

エージェント見習のレイの面接を受けたレジーは、即興でピアノを披露。
感心したレイは歌詞を渡して曲を作るように言います。
そして名前を訊かれ、写真に飾られていたビートルズを一瞥し、エルトン・ジョンと答えました。

レイの紹介で作詞家バーニー・トーピン(ジェイミー・ベル)と出会ったエルトンは直ぐに意気投合します。
そしてバーニーが詩を書き、エルトンがそれに合せて曲作りを始め、『Honkey Cat』が生まれます。

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その後、エルトンとバーニーはアパートを借り、曲作りに励みます。

エルトンは大家の女性と付き合うようになりますが、どこか違和感を抱えていました。
そして仕事仲間から同性愛者だと言われたエルトンはバーニーにその事を打ち明けますが、自分は気にしないとバーには受け入れてくれました。

やがて、二人はアメリカデビューを志すようになりますが、彼女に同性愛者であることを打ち明けたエルトンはアパートを追い出され、バーニーを連れて実家に戻ります。
そんなエルトンを迎えたシーラでしたが、しっかり家賃を要求してきました。

 
そんなある日、いつもの様にバーニーが出来上がった詩をエルトンに渡します。
彼はピアノのキーを叩きながらメロディを少しずつ組み立て、やがて歌い始めます。
名曲「Your Song」の誕生でした。

心に響く曲に感動したバーニーとアイヴィがエルトンの側でじっと聴き入っていましたが、シーラは1人台所に座ったままでした。

 
才能を認められだし、アルバムのリリースが決定したバーニーとエルトンはレイと共にイギリスを離れ一路ハリウッドへ飛び立ちます。

エルトンとバーニーの初舞台はウェスト・ハリウッドのサンタモニカブルバード沿いに在るライブハウス・トルバドールでした。
初ライブ当日、控室に入って来たバーニーは、ニール・ダイヤモンドとビーチボーイズのブライアン・ウィウソンがバーに居ると興奮。

それを聞いたエルトンは緊張してトイレの個室に籠ります。
開演が迫りますが、「アメリカの天才シンガー達が居る前へ出ていけるか!」とエルトンは拒否しますが、契約を守れとレイに怒鳴られたエルトンは、覚悟を決め白いオーバーオール姿で舞台へ上がります。

エルトンはエネルギッシュにピアノを弾きながら歌い、立ち上がって椅子を後ろに蹴飛ばし、片足で高いキーを抑える派手なパフォーマンスを見せます。

パワフルなエルトンのライブに魅了された観客は熱狂。
ライブハウスが一帯となり大きな手応えを感じたエルトンには、自分と観衆が宙に浮いたような錯覚を覚えました。

その光景を柱にもたれながらじっと聞き入っていたのが、音楽業界でマネージメントを営むジョン・リード(リチャード・マッデン)でした。
そしてライブ後のパーティーでエルトンに近づき「君なら成功する。アメリカで一番も夢じゃない」と話し掛けます。

自分の才能を高く評価し力になってくれるジョンに惹かれたエルトン。
やがて2人は恋に落ちます。

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「ロック界に新星誕生。トルバドールでデビューしたイギリス出身の歌手エルトン・ジョンは全てにおいて素晴らしい」と新聞で絶賛されたエルトン・ジョンの音楽はやがて世界を席巻。
派手なブーツとメガネをトレードマークに、世界のレコード売り上げの内4パーセントはエルトン・ジョンが叩き出したとメディアが報じます。

1976年、ジョンがエルトンを訪ねて来ます。
ジョンを愛していたエルトンは、久し振りの再会で有頂天になり、良い所を見せたいとエルトンの散財が始まります。

更に長い付き合いだったディグとレイとの関係をあっさり解消し、ジョンとビジネスパートナーを組む決定をします。
表向きを考え2人の関係は内密にし、両親にも上手くマスコミ対応する必要があるとジョンは助言。
エルトンは従います。

 
口裏を合わせる為に久し振りに父・スタンリーを訪ねますが、プレゼントの腕時計は受け取ってもらえませんでした。

コンサートのチケットを手配すると申し出ても、自分の好みでは無いと断られます。
レコードにサインして欲しいと頼まれ、喜んだエルトンがペンで書き始めると、自分の為ではなく職場の人間宛だと言われます。

気詰まりのする雰囲気に家を出たエルトンは、スタンリーが再婚相手との間に生まれた幼い息子を笑顔で抱き上げる姿をじっと涙を浮かべて見つめました。

傷ついて酒を呷るエルトンは、ジョンが止めるのも聞かずシーラに電話をかけ自分がゲイであると明かします。
すると、シーラは何年も知っていたと答え「どうでも良いわ、そんなこと。覚悟しなさい、1人ぼっちの人生よ。誰からもきちんと愛されないわ」と冷酷な言葉を浴びせます。

 
完全に打ちのめされ、ライブ前の控室でコカインをキメてグラスのお酒を飲み干すエルトン。
バーニーは、妙な衣装は止め、ありのままの自分で歌えとエルトンにアドバイスします。

しかし、エルトンは「観客が観たいのはレジーではなく、エルトン・ジョンだ」と声を荒げます。

満たされず孤独に苛まれるようになったエルトンは、ジョンが他の若い男性に手を出すのを目の端で見ながら、お酒と麻薬に深く依存して行きます。

ジョンの浮気に怒るエルトンでしたが、ビジネス上マネージメントが必要な為、解雇したくても出来ないジレンマに苦しみます。
そしてロサンゼルスの豪邸で開いたパーティーに家族を含む沢山の人を招待したエルトンは、部屋で大量の薬を飲んだ後プールに身を投げ、救急車が駆けつける騒ぎまで起こします。

 
ある日、そんなエルトンにバーニーが忠告します。
「2人で姿を隠そう。イギリスへ帰ってもう一度やり直すんだ。昔の様に、歌を2人だけで作ろう」
しかし、エルトンは
「帰りたきゃ帰ればいい。僕にとっては他の人と組む良い機会だ」とバーニーを遠ざけてしまいます。

やがて、エルトンは自分を見失って行きます。

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「ロケットマン」ラスト最後の結末

「ロケットマン」ラスト最後の結末

そんな時、エルトンはレコーディングスタッフだった女性 レネーテ・ブリューエルと出会います。
彼女は心底孤独なエルトンを理解してくれた女性で、二人は結婚します。

しかし、同性愛者であるエルトンの結婚生活は長続きしませんでした。(エルトンは、良い人だったレネーテを傷つけてしまい後悔していると互助会で振り返ります)
離婚の話を聞いたシーラは「そんな事よりも・・・」と、エルトンのゴシップ被害から逃れる為に別荘を買いたいのでお金を出して欲しいと頼み、更にエルトンの為にスタンリーを諦めたと勝手な事を言い出します。

エルトンが
「成功は良いもの。動くものとは全部ヤッた。人間が知り得る麻薬も全て楽しんだ」と挑発するとシーラの表情が一変し「何の努力もせずに全てを手に入れたくせに。子供なんか持つべきじゃなかったわ!あんたの母親でいることにどれだけがっかりしているか分かる!?」と怒鳴ります。

打ちのめされ、耐えられず席を立ち、悔し涙を流すエルトンに、バーニーが「いつそうやって諦めたんだ?自分を粗末にする人間を他人が気に掛けてくれると思うのか?」
「助けを求める事は弱さではないよ」と声を掛けます。

しかし、エルトンは、一番必要な時に自分から去って行ったと恨み言を言い、再びバーニーを突き放してしまいます。

そして更にお酒と麻薬に溺れて行きました。

 
やがてマディソン・スクエア・ガーデンのコンサート開幕を控えたエルトンは、オレンジ色の悪魔の衣装を着たままタクシーに乗り込み、依存症更生施設へ入所したのです。

「ずっと自分が大嫌いだった。誰からも愛されないと思っていた」
「人を愛せないジョンが自分を愛していると信じた事が間違いだった」

胸の奥に秘めた自分の闇と対峙したエルトンは、長年憎んだ両親を許します。
「僕を抱きしめてくれないの?」

そう見つめる幼いレジーをエルトンは自分の両手でしっかり抱きしめます。

 
そして暫く経ち、エルトンが施設の廊下をモップ掛けしている所へバーニーが会いに来ます。
施設の一室にピアノが置いてあるものの、一度も触っていないエルトンは「シラフな自分を、誰も必要としないかもしれない」と弱気な表情をのぞかせます。

バーニーは書いた歌詞を渡して曲を書けと笑顔でエルトンを見つめ、行く所があると立ち上がり「ここからは自分で立て」と勇気づけてくれました。

そしてエルトンは施設の一室に置いてあるピアノに向かいます。バーニーの詩を見つめながら思いを巡らしたエルトンは『I’m Still Standing』を歌い始めまたのでした。

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「ロケットマン」見どころ

「ロケットマン」見どころ

父親に褒めてもらいたかっただけなのに「レコードに触るんじゃない」と冷たくあしらわれるだけだった子供時代、全てをささげた恋人ジョンの裏切りを知っても離れる事の出来ない苦しみ、どれだけファンの称賛を浴びても心の中心にポッカリ空いた空洞は埋める事が出来ません。

数多く出てくるエルトン・ジョンの名曲に乗せたミュージカル調のシーンは一見陽気ですが、しかし無理やり陽気に笑っているエルトンそのものの様にどうしようもない淋しさと苦しみに満ちています。
しかし、常にそこから立ち上がろうとする決意も感じられます。

だからこそ、常に世界中の人の心に響く曲を作り続けてこられたのだと実感しました。

 
最後に映し出される
‐エルトン・ジョンは依存症を克服して28年が経過。しかし、買い物依存症に関してはまだ問題あり‐
‐更生施設を退所後、これまでに4億5千万ドルの基金を募り、世界中のAIDS/HIV患者の為に慈善事業を実施‐
‐25年前、夫・デヴィッドに出会ったエルトンは“きちんと”愛されている
‐2人の息子ザッカリーとイライジャを育てる時間を増やす為、エルトンはツアーから引退する‐
‐エルトンとバーニーは現在も一緒に曲作り。50年経ても喧嘩をしたことがない‐

と言う言葉と、盟友バーニーや愛する家族と幸せそうなエルトンの笑顔が心底ホッとさせてくれます。

また、実際のPVやライブの映像を再現したシーンも数多くあり、その再現度の高さも驚きです。

エルトン・ジョンをあまり知らなくても十分に楽しめ、好きな曲が必ず見つかる素敵な音楽映画です。

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